小中一貫教育の基本方針と施策
昨年度に引き続き4月から布佐中、布佐小、布佐南小で話し合いを重ねている小中一貫教育ですが、8月21日(金)に3校の全教職員で合同研修会を行い、今後の基本方針を改めて確認し合いました。国の施策としても小中一貫教育の制度化が為されましたが、布佐中学校区の小中一貫教育は、分離型の学校として以下の方針で運営されていきます。
1、布佐中学校区小中一貫教育の目標と共通ミッション
『自ら学び、心豊かに支え合い、よりよい未来
を切り拓く児童生徒の育成』
・小中学校での9年間、歴史と文化の溢れる布佐の地で、布佐に生きていることに対する誇りを身につけながら自己実現を図ることによって、将来にわたり布佐の新しい時代を切り拓く、地元に貢献できる人材を育成していく
2、布佐中学校区小中一貫教育がめざす理想の生徒像(15歳の姿)
Ⅰ.主体的によりよい生活・学習のあり方を求め、思考し、的確に判断しながら行動(表現)できる生徒
Ⅱ.互いの価値観を認め、仲間と学び合い支え合いながら、(自分ではない)誰かのために貢献できる生徒
3、目標を達成し理想の生徒像を実現するために
①9年間を一貫させた(見通した)教育課程やカリキュラムの開発を進めていきます。
②共通のゴール(理想の生徒像)をめざし、9年間を見通した系統性のある学習指導と授業を創造します。
③地域・保護者と一体となって(協働して)子ども達を育みます。
4、具体的な施策として
↓
家庭の理解と協力、学校と家庭との協働が鍵を握ります
②学力を向上させ、理想の生徒像に近づくための授業を小中学校の教職員が学び合いながら創造し、発達段階に応じて一貫して実践していきます。
③主体的な活動を生み出すための話し合い活動に、発達段階に応じて小学校から系統的に取り組んでいきます。
④これまで同様、小小・小中の連携活動に取り組み、子ども同士が学び合う場を設定し、実践していきます。
⑤発達段階に応じた学習規律や約束事の見直しと共通理解を進め、学力向上を図るための環境整備を行います。
⑥地域ルームを活用したコミュニティーを構築し、学校・保護者・地域が当事者意識をもって協働する学校創り、まち創りに取り組む布佐型コミュニティー・スクールをめざします(学校支援地域本部の教育支援を小学校にも広げていきます)。
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