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学校長あいさつ

本に親しむ夏休み

 今日から「夏休み」になりました。

 昨日、体育館で実施した全校集会で、「この夏、家族で旅行を予定している人はいますか?」と児童達に尋ねると、たくさんの手があがりました。楽しみにしている様子です。

 さて、全国には、山や森、海や滝など、パワースポットと呼ばれるところがたくさんあります。神社や仏閣からパワーをいただく人もいるでしょう。そんな話を子ども達に投げかけながら「実は、図書館や本屋さんもパワースポットなのですよ」と伝えました。

 「本からもパワーがいただけます。ぜひお家の方と一緒に図書館や本屋さんへ足を運んでください」とお話ししました。

 「東部っ子」にとって、この季節が「本に親しむ夏休み」になるよう願っています。

 保護者の皆様、地域の皆様、いわゆる「一学期」の4ヶ月間、たいへんお世話になりました。本校の教育活動への御支援・御協力に心より感謝申し上げます。

 ありがとうございます。

 今日より長期休業となりますが、引き続き子ども達の見守りをお願いいたします。

前期 がんばったこと

 本日、前期終業式を迎えました。

 今日は半年間を振り返り、「できるようになったこと」「身につけることができたこと」を確認する日です。

 体育館では、代表者の発表がありました。

 とても良い作文です。

 後期も「東部っ子」たちが一生懸命努力する姿が目に浮かびます。

 今回は、代表児童の作文を紹介いたします。

 

【前期がんばったこと】

<6年生代表 R・T さん>

 ぼくは、クラス目標である「みらい」で達成できたこと、また反省すべき点を考えてみました。まず、「みらい」の「み」、「みんなできずなを深める」は、できていたと思います。

 たとえば給食では今、37日完食しています。それは、クラス全員がおかわりに協力しているからだと思います。ほかにも修学旅行などできずなを深めることができました。

 「みらい」の「ら」、「楽はなくいつでもチェレンジ」も日常そして運動会のときなどチャレンジする気持ちが強かったと思います。たまに楽を選んでしまった自分がいます。

 これからは自分としっかり向き合い自分に負けない気持ちをもちたいと思います。

 後期の自分の目標を作って残りの小学校生活を大事に過ごし、「みらい」の「い」、「いつまでも仲良く」も達成させたいです。

 

<4年生代表 O・Nさん>

 ぼくが前期がんばったことは、3つあります。

 一つ目は給食を残さず食べることです。残したら給食を作ってくれた調理員さんが悲しい気持ちになるので残さず食べるようにしました。あとは、部活で速く走るための体作りのために。これからも残さず食べたいです。

 二つ目は、漢字ドリルの宿題をがんばりました。4年生になって漢字がむずかしくなったのできれいに書くように心がけています。きれいに書くと気持ちがスッキリするのできれいに書くことを続けていきたいです。

 三つ目は、駅伝部です。駅伝部では、練習とあいさつと返事をがんばりました。練習は毎日とても大変ですが選手になるために強い気持ちをもって練習に参加しています。Aチームに入れるようにこれからもがんばります。あいさつは、元気に当たり前にできるようにがんばります。返事は、先生が「はい」の「は」を強く言った方が強く見えるよと言ったので後期の部活でもやっていきたいです。

 これでぼくの前期がんばったことを終わります。

 

<2年生代表 J・Sさん>

 ぼくが、ぜんきでがんばったことは、ボランティアです。

 四月からまい朝早おきをして、学校に早く行って、おちばはきや草とりをがんばりました。

 あつい日は、たくさんあせがでます。

 雨の日にもできるところをがんばりました。

 たいへんなところもありますが、いっしょうけんめいがんばると学校がきれいになってきもちよく生活ができます。

 秋になると、イチョウのハッパがたくさんおちてくるので、これからも早おきをして学校のためにボランティアをがんばります。

 

<1年生代表 Y・Fさん>

 一つめは、うんどうかいです。きんちょうしたけどだんすをじょうずにおどれました。かけっこは4いだったけど、ごおるまでいっしょうけんめいがんばりました。

 二つめは、さんすうです。たしざんとひきざんのけいさんができるようになりました。

 これからもともだちとなかよくいろいろなことにちょうせんしたいです。

後期 がんばること

 本日、後期始業式を迎えました。

 今日は半年間を見据え、「できるようになること」の目標を設定する日です。

 体育館では、代表者の発表がありました。

 とても良い決意です。

 後期も「東部っ子」たちの「かがやき」を紹介してまいります。

 

 

【後期 がんばりたいこと】

<5年生代表 Y・W さん>

 ぼくは、四年生のときマラソン大会でみんなに期待されていました。だから、ぼくはうきうきしていました。

 スタートの「バン」が鳴って、みんないっせいにスタートしました。ぼくはなぜかみんなについていけませんでした。そのときぼくの心が「ぐっ」とにぎられたような気持ちになりました。

 そして走っているとき、「Y!がんばれ」といっている声がきこえてきて、ぼくはおもわず泣きだしてしまいました。そこでまた「ぐっ」と心がにぎられた気がしました。

 そしてゴールしたときには、号泣していました。とてもくやしくてずっと泣いていました。でも、Oさんが「大丈夫、Wは速いよ」といってくれたその言葉で少し気持ちが楽に成りました。だから来年はがんばろうと思いました。

 ぼくは、とてもくやしかったので、走る練習をしました。最初はとてもきつかったのですが、やっていくうちにどんどん楽になりました。それでルートもかえたりしていたら以前よりもとても速くなっていた1位の人もかんたんにぬかせるようになりました。とてもうれしかったから、ぼくは努力を忘れないようにします。

 だから今年はぜったい1位をねらいます。

 

<3年生代表 T.・N さん>

 わたしが後期がんばりたいことは三つあります。

 一つ目は読書です。本をいっぱい読んでちしきをえることも大切ですが、本をいっぱいよむことで頭がいっぱいだと本のないようをしっかりりかいして読むことができないなときがつきました。ですから後期には本をいっぱいよもうというのも心がけていきますが、本のないようをしっかりりかいして読むことも心がけていきたいです。

 二つ目は、気づいたことにすぐ行動することです。

 見て見ぬふりをせずおとしものがおちていたら見るだけでなく「これはだれのものですか」と聞いてあげたり、ゴミがおちていたらいわれてするのではなく、そうじのじかんじゃなくとも、そっせんしてひろってすてること。

 だれかがこまっていたら「だいじょうぶ」と声をかけてあげることです。

 三つ目はあいさつです。

 あいさつはきほんだと思うので、思いやりができていても、読書ができていても、あいさつができていなかったら台なしだと思ったからです。

 あいさつは相手の目を見て聞こえるくらいの大きな声ではっきりと「○○先生おはようございます」と相手の先生の名前をちゃんとよんだり、お友だちにもこのようにあいさつをするとあいさつをされた人はうれしくなれると思いました。

 後期は、この三つをまもって楽しくすごしていきたいと思います。

 

<あさひ代表 Z・Mさん>

 こうきは10までのたしざんをがんばります。

 

<6年生代表 Y・Iさん>

 わたしが後期がんばりたいことは、二つあります。

 一つ目は、反応です。反応はクラスのかだいでもあるので、もう少し大きな声で反応やへんじ、あいさつをがんばりたいです。

 二つ目は、しみんえきでんたいかいです。私は4年生から駅伝部に入っていて練習をがんばってきました。たいかいでは入しょうを目ざしてがんばっているので自主れんなどを行い、タイムを上げていきたいです。

年の瀬に

 12月22日、冬季休業前全校集会を本校体育館で実施いたしました。

 賞状やメダルを手にする児童が全校児童の前でたくさん並びました。

 彼らの努力、そして恵まれた才能に心より敬意を表します。

 今回は賞状やメダルはありませんでしたが、体育館に集った児童達の中には、毎朝ボランティア清掃をしたり、人一倍読書に励んだり、委員会活動に一生懸命だったりと、賞讃に値する子ども達がたくさんいることを話しました。

 そして、その努力は必ず「誰かが見ている」ということ、「努力は実を結ぶ」ということ、「他人様のためにしたことは後になって自分に還ってくる」ということを伝えました。

 「がんばったら必ず良いことがある」

 そのことを知って欲しいと同時に、そういう世の中でなければならないと、強く願います。

 さて、今年度、本校ではスタッフ全員で子ども達に「読書活動」を促してきました。

 おかげさまで12月末現在、図書室から貸し出された本が六千冊を超えました。単純にわり算をすると、9ヶ月間で児童ひとり当たり40冊の本を手にしたことになります。

 今後も大いに本に親しみ、子ども達が良質の言葉と出遭うことを楽しみにしています。

 そして、子ども達がいずれより良い「表現者」に成長していくことを期待しています。

 

 令和5年も終わりが近づいてまいりました。本年も保護者の皆様、地域の方々の温かな御支援をたくさん頂戴し心より感謝申し上げます。

 新年も引き続き、東部小学校に御支援賜りますようお願い申し上げます。

 

 皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

光源へいらっしゃい

 3月18日に卒業式を挙行し、43名が巣立ちました。

 「別れの詩」の場面での「しあわせになあれ」の合唱は、体育館に集った多くの方々にとって記憶に残るものになったことでしょう。

 中学校に進学してから、「山」あり、「谷」あり、「川」ありと、いくつもの課題が待っているでしょうけれど、あらゆることに果敢に挑んで欲しいと思います。

 東部っ子は前進あるのみ。

歌ったとおりに、どんなハードルも「こえてゆけ」!

 

 3月22日は、修了式を実施しました。学級代表の振り返りでは、「あいさつ」に関して意識的に行ったことについて発表する児童が多く、うれしく思いました。

 恥ずかしさを乗り越えて、声を出すことに努めたという子ども達の姿勢に、大人達も見習わなくてはという思いを強くしました。

 「あいさつ」にはエネルギーが注入されているように、我々の発する「言葉」にも、人の心を動かすエネルギーがあります。

 子ども達には、そのことに身を以て気づき、「あいさつ」を磨き、「言葉」を研ぎ澄ませ、大人になったとき、良い表現者に成長していてほしいと願っています。

 

 さて、年度末になりました。定期人事異動に伴って、数名の教職員が東部小学校を去ることになりました。私もその一人です。

 ここは、学校教育目標のとおり「かがやく」学び舎でありました。子ども達の輝く笑顔に何度も幸福感をいただくことができました。

 これから入学してくる新入生、そして御家庭の皆様、そして4月より着任する教職員が、「かがやく東部っ子」からたくさんの喜びを手にすることを祈念します。

 ここは、まさに「光源」です。

 お世話になりました。  感謝申し上げます。

着任のごあいさつ

 この度着任しました、校長の石垣幸子です。どうぞよろしくお願いします。

 本校は今年 開校以来152年目を迎えました。歴史と伝統ある本校にご縁をいただき、心から嬉しく思っております。

 令和6年度は、24名の新1年生を迎え、全校児童137名、教職員27名でスタートいたしました。本校は、これまでも、地域の皆様に温かく見守られ、育てられてきました。私は、地域の皆様の大切な東部小の伝統ある校風を継承するとともに、現代の新しい教育を取り入れながら 地域との連携を大切にしたいと考えております。まずは、子どもたちが「楽しい」と思える学校の姿を目指します。3つの柱として、1つ目に「わくわくした気持ちで学べる授業」です。2つ目に、「生き生きとした笑顔が輝く教室」、三つ目に元気いっぱいで給食ももりもり食べるような、「活力のみなぎる行事」と考えています。「わくわく授業 いきいき笑顔 もりもり元気」と子どもたちにもわかりやすく伝え、育てていきたいと思います。 

 ご家庭と 地域が信頼関係を築き 子ども達の無限の可能性を引き出す個別最適な学びの実現に向かって、日々の教育活動に取り組んでまいります。東部小の子どもたち「東部っこ」が、輝く笑顔と希望に満ち、元気に登校できるように「かしこく やさしく たくましい児童の育成」を目指し、教職員一丸となって愛情をもって指導に努めてまいります。 どうぞ、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

                                      令和6年4月 

                                      校長 石垣 幸子