南っ子の日々

職場体験(6年生)

職場体験(6年生)6月22日(木)

6年生が、キャリア教育の一環として、職場体験に行って来ました

キャリア教育とは、一人一人が社会的・職業的自立に向けて必要な能力や態度を育てることを目的としています

6年生では、『夢の扉プロジェクト』と称して、お家の方へのお仕事インタビュー、世の中の様々な仕事についての調べ学習、職場体験などを通して、自分の将来の姿を少しずつ思い描くことをねらいとしています

今年度の職場体験では、子ども達に多種多様な職業を体験してもらいたいと考え、物流、自動車整備、建設、介護、飲食、販売、教育、旅館、美容院など計17ヶ所、様々な職種の事業所の皆様にご協力いただきました

当日までに、事業所決定のための集団面接、履歴書の準備、校長先生との個人面接、担任との志望理由や当日の挨拶、お礼の練習など、多くの準備をしてきました

また、子ども達自身が事前に事業所に電話をかけ、打ち合わせをする中で、電話の応対の仕方や話し方などを実践を通して学ぶことができました

いよいよ職場体験当日、不安と緊張、そして多くの期待を胸にそれぞれの事業所に行く後ろ姿は、少し頼もしくなったように感じました
担任は他の職員と協力して、いくつかの事業所を回りましたが、自分から質問をしてメモを取る姿や、目を輝かせながら説明を聞く姿、一生懸命に声を出して接客する姿など、とても頑張っている様子を見ることができました
       
そして、どの事業所の方からも「南小の6年生はしっかりしていますね。」「明日から働きに来てください。」と、たくさんのお褒めの言葉をいただきました

職場体験を終えて教室に戻ると、堰を切ったようにそれぞれが体験してきたことを話し始め、約2時間という短い時間でしたが、どの子ども達も充実した時間を過ごしてきたことが伺えました

職場体験は無事に終わりましたが、「職場体験楽しかった!」という感想で終わりにはせずに、世の中にはまだまだたくさんの仕事があること、自分たちの生活は仕事をしてくださっている方々によって支えられていることに気づき、仕事をしている人への尊敬の念、そして何よりお家の方々への感謝の気持ちを持ち、未来の自分を少しずつ形作っていってほしいと思います

担任は、学生の時にこの職業に出会い、「自分にはこれしかない!」と強く思ったのを今でも覚えています
皆さんも、自分の人生をかけてやりたいと思える仕事に出会えることを願っています

今年度も、布佐南小の職場体験を引き受けてくださった事業所の方々
お忙しい中 本当にお世話になりました
ありがとうございました