活動の様子

ひまわりタイム

 
 
 5月23日の5校時に、ひまわりタイムを行いました。今回は、サツマイモの苗を植える作業です。サツマイモはヒルガオ科の植物で、メキシコを中心とする熱帯アメリカが原産だそうです。コロンブスがヨーロッパに持ち帰りましたが気候が合わないため、東南アジアの植民地に運ばれたことで、世界的に広がった植物です。
 日本には江戸時代に沖縄から鹿児島県を経由して、東京まで伝わりました。サツマイモは、この鹿児島県(昔の薩摩藩)伝来という意味でつけられた名前だそうです。また、江戸では埼玉県川越産のサツマイモを十三里(江戸と川越の間の距離が十三里(一里=4km))と称して売っていたそうです。「栗よりうまい十三里」というサツマイモのキャッチフレーズは、「栗より(九里+四里=十三里)」という意味だと聞いたことがあります。このサツマイモは、乾燥に強く土質を選ばず連作が可能なので比較的育てやすい野菜なのだそうです。
 
 
 前日の22日に、PTAひまわり委員会で畝を立ててマルチシートを設置してくださったので、児童たちは用意しておいたサツマイモの苗を、マルチシートの穴を開けた部分に植えていきました。「船底植え」「水平植え」「斜め植え」など、いくつかの植え方があるようですが、児童の植えている様子を見ていると、「船底植え」をしているつもりで「水平植え」や「斜め植え」になっているという感じでしょうか。
 教頭先生は、苗を縦に(横にしないで)植えると、大きなサツマイモができるという話を聞いたので、残った苗を実証のために縦に植えました。どれくらい違いが出るか楽しみです。
 育ったサツマイモは、ひまわり祭で食材にする予定です。ほどよい大きさのサツマイモがたくさんできるといいですね。