活動の様子

5年生 研究授業


         
 7月8日の5校時は、指導助言者に宇都宮大学教育学部の森田香緒里准教授をお迎えして、国語の研究授業を行いました。
 本校では、児童の学力向上と教師の授業力の向上を目指して、各担任が年1回研究授業を実践しています。今回の授業はその一貫として行ったものです。

 本日の授業は、「きいて、きいて、きいてみよう」という単元の7時間目の授業で、「話すこと・聞くこと」の能力を身に付けたり高めたりすることを目的としています。前時に「インタビューをする児童」「インタビューに答える児童」「インタビューをまとめる児童」の役割を交換しながら児童同士でインタビューをし合ったものを、本時は全体の場で発表し合う授業でした。 
 インタビューをしたときのメモ用紙から直接発表する児童、発表原稿にまとめてから発表する児童等、方法は異なりましたが全員がしっかりと発表できました。

 授業研究会では、指導助言の森田香緒里先生から、「小規模校では児童同士の意思の疎通がし易いのでことばが磨かれない傾向」があり、また、「『話す・聞く』の能力はすぐには育たない」のであるが、本校は「発表時の声の大きさ」「挙手のようす」「児童の反応がよい」等、それらの素地ができており5年生としては良いレベルになっていると講評がありました。

 また、森田講師からは本校の学校課題である「伝え合う力をのばす学習指導」について参考となる示唆や、宇都宮市で実施している「会話科」についてのお話もいただきました。おかげさまで、短時間ではありましたが充実した研究会になりました。森田香緒里先生、ご多用のところありがとうございました。