日誌

創立70周年記念式典

 多摩中学校は、昭和22年(1947年)4月1日、6-3-3制の新しい学制の施行により多摩小学校内に設置され、生徒281名、教員19名で開校し、今年、創立70周年を迎えました。
 開校後25年間は、多摩市唯一の中学校として歴史を刻み、その後も多摩市で最も歴史と伝統のある中学校として、保護者や地域、関係の方々に支えられて、教育活動を進めてきました。その間、多摩中を巣立った卒業生は11,507名を数え、各方面で活躍されています。

 11月11日(土)、多摩中学校の創立70周年を祝う記念式典が、阿部裕行多摩市長をはじめ120名近くのご来賓の皆様が列席する中、厳粛に挙行されました。
 校長式辞、多摩市教育委員会清水哲也教育長の挨拶、ご来賓の祝辞をいただいた後、卒業生で組織された創立70周年記念事業実行委員会 森田利夫委員長から、多摩中に①テント3張り、②冷水機2台、③会議用長机20卓・椅子80脚、生徒全員に④多摩中の新旧校舎や全校生徒の写真が掲載されたクリアフォルダー、⑤多摩中校章を焼き印した饅頭と「せきどら」が記念品として贈られ、水野さつき生徒会長が代表して受け取りました。
 10月まで生徒会長を務めていた関根遙さんが生徒代表の言葉を述べました。多摩中で学ぶ喜びと多摩中の伝統を受け継ぎ、さらに磨きをかけていくという決意に満ちた感動的なものでした。
 その後、生徒会役員が「多摩中の歩み」を映像やクイズなどを駆使して楽しく多摩中の歴史を振り返りました。多摩中の卒業生でもある三浦摩利先生が「ささやけ」を2回繰り返す昔の校歌を熱唱するなど、大いに盛り上がりました。3年生全員が「春に」、全校生徒が「明日の空へ」、最後は会場全体で多摩中校歌もどれもとても素晴らしい合唱でした。
 ほとんど練習ができずに式本番を迎えましたが、きちんとした態度と楽しく盛り上がるところをしっかりけじめがつけられる多摩中生の素晴らしい面を見ていただけました。
 午後は、ご来賓、卒業生、保護者、教員など300名以上の人が本校体育館に集い、祝賀会が開かれ、創立70周年を祝うとともに、同窓生の旧交を温めました。