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国立天文台のお話

昨日午後は、4,5,6年生向けに三鷹にある国立天文台の麻生洋一先生にご来校いただき、宇宙の話をしていただきました。

もともとは「放課後子ども教室」のプログラムとして招聘する予定だったのですが、どうせならばということで、急遽4,5,6年生全員に話を聞く機会を設けたものです。

地球や火星、土星などの惑星の始まり(成り立ち)や、星の一生などの話が前半。

ささる子にはとってもささる話であったのではと思います。

 

 

後半は先生が研究されている重力波の話。

ちょっと難しいですが、宇宙空間の微小な重力波の変化を計測することで、今宇宙で起きていることを解明していくという取り組みです。

重力波を計測する場所は、岐阜県の山中にある「大型低温重力波望遠鏡KAGRA」で観測しています。

3kmの直線が2本、L字型に交差した施設で、鉱山だった山をくりぬいて2022年から稼働している施設です。

私はもともと物理が専門だったので、とっても興味深く拝聴させていただきました。

子供たちには少し難解だったかもしれません。

 

 

最後に質問タイムとなったのですが、まあ、切れることなく質問の嵐・・・。

 

それも、もちろん的を外さない宇宙の質問です。

こんなに質問が出るのは初めてですとのこと。

みんなが普段、宇宙への疑問を持っていることがよくわかりました。

自然に親しんでいる(夜空にも親しんでいる)、連小生ならではなのでしょうかね?

 

麻生先生、お忙しい中お話しくださり、また子供たちの疑問も解明してくださり、ありがとうございました m(_ _)m。