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6年生 理科「水溶液の性質」

6年生が理科室で水溶液の実験を行っていました。

今日は、強酸性の液体である「塩酸」を希釈した希塩酸に、アルミニウム片と鉄片を入れてみる実験です。

いわゆる「化学」をイメージする内容そのものですね。

現在の理科の内容(学習指導要領)では、過去に小学校で扱っていたこともあった硫酸や水酸化ナトリウムなどの劇薬は扱いません。

小学校の理科室にある薬品、小学生が扱う薬品の中で、塩酸は最強の薬品となります。注意が必要です。

まずは先生から試験管に入った希塩酸を班ごとに渡されます。

その中に、それぞれアルミニウム片と鉄片を入れて反応を調べる手順です。

もちろん実験の前には予想をし、仮説を立ててみます。

左側が鉄片、右側がアルミニウム片です。

すぐには反応しませんが、数分で、金属片の表面から泡が出てきます。

塩酸+鉄=塩化鉄+水素 という反応が起こります。

近くで凝視するのは注意した方が良いので、タブレット端末で拡大してみるとよいことを伝えました。

こんな感じで、かなり鮮明に拡大できるのでとても便利です。

子供たちは動画も撮っていました。

 

やがて、鉄片の方は、錆の部分(酸化鉄)が底に落ちてたまっていき、鉄の部分は溶けて白っぽい表面に変わっていきます。

これが目に見える溶けた証拠となります。

アルミニウム片の方は、完全に消失してしまいました。

いやいや、金属が溶けていくのですから面白いですよね。

そういう意味では、小学校の理科のクライマックスの分野です。

反応後の様子を観察する子供たちも、どことなく興奮冷めやらぬ様子(笑)。

 

子供たちにとって面白い実験は、教師にとっても面白いことに違いはないのですが、薬品ですから、緊張感はあります。

こぼさない手立てや配布の仕方を講じたり、的確な指示をしたり、換気をしたり、何より希塩酸を用意することにも気を使います。

実験は無事に終了しました(*^^)v。