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6年生 キュアグループ出張授業

今年も「和紙から糸や布を作る」会社、キュアグループ(キュアテックスより改名)に来ていただきました。

今年で3年目になります。

6年生の「総合的な学習の時間」の仕上げとして、実際にSDGsを達成しようと活動している会社の方に、どのような意図でどんなことを行っているかを話してもらう企画です。

SDGsやエコ、サスティナブル、エシカル消費・・・さまざまな環境を意識した言葉が溢れています。

しかし、頭では分かっているけれど、実際に行動・実践していますか?となると、途端に難しくなるものです

やらない言い訳はたくさんできるけれども、少しでも、僅かでも、行動・実践していかないと地球は変わりません。

そんな意味で、どうしてこの会社が企業活動としてSDGsを掲げて真摯に活動しているのか、その心意気を子供たちに語ってほしいというのが一番のねらいでした。

 

まずはどんなことをしている会社なのか?から話は進んでいきます。

 

「和紙から糸や布を作る」、そこがこの会社キュアグループの柱です。

もともとが和紙ですから、使えなくなった時には土の上においておけば生分解していきます。

そして、土中の富栄養化を防ぐ働きもします。

子供たちは繊維のサンプルや、実際にその繊維で作ったデニムやTシャツに興味津々です。

 

ちなみにこの和紙繊維で、今年の5年生から家庭科の裁縫道具と一緒に使う練習布があるのですが、その練習布を提供してくださっています。

同時に、雑巾プロジェクトも行っています。

↓  連光寺小での様子が掲載されています  ↓

和紙繊維製 CURE雑巾プロジェクト

もちろん使い終わった後は、畑で再利用です。

 

他にも、ハラールやヴィーガン、グルテンフリーに配慮したキュアフーズという冷凍食品も作っています。

そしてみんなでおいしく食卓を囲むことを目指しています

和紙繊維も、キュアフーズも、製造から廃棄まで循環型のモデルを構築し、地球に負荷をかけない企業活動をしています。

 

今日、話しに来ていただいた社員さん。

最後に自分の想いを語ってくださいました。

これこれ、こういうのを子供たちに触れさせたかったのです。

頭でっかちになるだけではなく、しっかりとした一歩を踏んで行ける人に。

そんな姿や歩み方を少しでも感じてくれたのならば来ていただいた甲斐があったというものです。

最後に自分なりのSDGsの0番の話もしてくださいました。

 

あいにくの雪の中でしたが、ご来校いただき、そして貴重な話をしていただき、ありがとうございました。

SDGsは唱えるものではなく実行するもの。皆さんにはそんな人になってほしいです。