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5年生 社会科・地図の学習から繋がって

5年生が社会科の最初の単元で地図についての学習をしています。

「連光寺」から「八ヶ岳(少年自然の家)」までの距離は?

との問いに、子供たちは地図帳を広げ、縮尺をもとに計っていました。

今年は夏休み直前に、集団宿泊で八ヶ岳に行きます。

宿舎は、多摩市立八ヶ岳少年自然の家です。

2人1組で計測してみると、どうやら直線距離でおよそ110kmほどということが分かりました。

後ろでズルしてスマホで実際の道のりを調べていた私に、担任の先生が気を利かせて指名してくれました。

道のりでは、「連光寺小」から「自然の家」までピンポイントで148kmでした。

 

この後も、話はどんどん広がっていきます。

ある子供が「バスで行くと2時間くらいかな?」とつぶやきます。

ただ地図を見て、距離を確かめるだけではなく、直線距離と道のりの違いを知り、

バスでの所要時間、これは算数の計算でおよその所要時間を出せます。

そして所要時間を考えた時の行動の仕方、トイレに入ったほうがいいよね!

酔い止めが必要だね!

なんて、行動の予測にまで話が広がっていきました。

一つのことを学ぶ(調べる)と、これまで学んだことが次から次へと繋がっていく。

学びの連鎖ですね。

 

こんな体験が重なり、1+1=3 の学習になるのです。

子供たちの学びと経験を繋げていくこと、そして賢くなること、大切なことです。