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5年生 炭焼き

欠席児童が少なく元気な5年生。

今日と明日は炭焼きの授業です。

学校東側にある林野庁の「森林総合研究所 連光寺実験林」内で毎年行わせていただいています。

5年生は総合的な学習の時間で「里山」での自然と人との関わりを学んでいるのですが、その一環としての炭焼き体 験です。

炭焼きは、その昔多摩地区の雑木林を活用して盛んにおこなわれていた産業です。

 

まずは窯にするところの地面を掘って、そこを平らにならします。

炭にする木材(今回は竹)を並べるスペースです。

 

 

 

炭にする木材を穴に並べ、トタンで覆いをして煙突を立て、正面口にブロックを並べて火入れ口にします。

 

火入れ口以外が塞がったら、

火入れ口から火を入れてうちわであおぎ、蒸し焼きにしていきます。

 

 

火がつき、煙が煙突からモクモクと出てきます。

煙の温度はだんだん高くなって、最高500℃くらいまで行きます。

  

 

この状態で一晩おいておきます。

じっくりと時間をかけて蒸し焼きをしていきます。

本物の炭焼きは1週間蒸し焼きにしますが、ここでは簡易窯なので1日です。それでもすごいことですが・・・。

 

明日、5年生は掘り出しに行きます。