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6年生 「地熱発電」出前授業
昨日、JOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)さんのご協力を経て、6年生で地熱発電の出前授業をしていただきました。
6年生の総合的な学習の時間のテーマが「再生可能エネルギー」であることはこのホームページでもお伝えしているところですが、ぜひその事業者の生の声も聞いてみたいところです。
ネットで何もかも情報は入りますが、温度感はなかなか伝わってきません。
太陽光、風力、地熱・・・どこかの方が話に来てくれないかなと思案していた時、ちょうど昨年12月に行ったエコプロ2022(企業や団体が持続可能な社会に向けて取り組んでいる活動を展示している催し物)で、地熱発電のブースを見つけ、一通り話してから出前授業を頼んだのが始まりです。
昨日の出前授業に向けて、何回か打合せもしました。
その際に、ぜひデメリットも包み隠さず話してほしいとお願いしました。
いいことづくめの発電方法であれば、とっくにすべての発電が切り替わっているはずです。
6年生がメリット・デメリットを調べたように、物事は一筋縄ではないはずです。
ということで、ちょうど授業の進度に合わせて、昨日来校していただきました。
まずは地熱発電の概略説明。
子供たちは調べて大方分かっているので簡単にとお願いしてありました。
その後、地熱発電の模型を使ってその仕組みを知ります。
ネットにはイラストや写真がたくさん掲載されていますが、目の前の模型が実際に動いて発電する様は、発電の実感を得るに重要でした。
夏休み明けに行う、自分たちで発電する際のヒントにもなったようです。
とてもよくできた模型でした。
話してみると、発電所のPR館などに展示してある模型を作る会社に依頼して作ってもらったのだとか。
改良を重ねてすでにバージョン7とのこと(*_*)。もちろんワンオフで50万円ほどかかったようです!
その後は人力発電の手ごたえの実験。
電灯をつなぐと、ダイナモ(発電機)を回す手が重くなります。電気を作っていることを体感です。
グループで、地熱発電の是非も話し合いました。
その結果をグループごとに発表もしました。
最後には質問タイムもあったのですが、出るわ出るわ、質問の多いこと。
それだけ学習が自分事になっていたのでしょう。
生の声、関わっている人の声を聴くことは、何よりも真実味、実感がわきます。
そういった意味では、来ていただいて大成功の学習を深める出前授業であったと思いました。
6年生の学習は、まだまだ続いていきます。
JOGMECの皆様、朝早くからご準備等も含めてありがとうございました。
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