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すごい、SDGs暗唱!!!(3年生)
理科室前の廊下に掲示してある環境に関するポスターの前で、3年生男子が何やら唱えています。
何を唱えているのだろうと近づいて聞いてみました。
「ジェンダー平等を実現しよう」
「安全な水とトイレを世界中に」
「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」・・・
そう、ポスターの上辺に印刷されているSDGsの17色を指しながら、その色の目標を暗唱しているのです。
ポスターにSDGsの目標の文言は書かれていません。
びっくり!そして感心!!すばらしい!!!
今年、生活科や総合的な学習の時間で、自分たちの学んだ内容が、SDGsとどう関連しているだろうか、ということを学習の最後に振り返らせています。
SDGsのアイコンが巷に溢れているから、新しい考えだから、潮流だから、そういった意味で触れるのではありません。
SDGsの目標にしていることは、これまでも様々なところで叫ばれていた危惧をあらためて構造化したところに意味があります。
連光寺小が生活科や総合的な学習の時間に取り組んできた学習内容は、20年前から実は現在言われているSDGsを実践しているものであり、先駆けてきたことなのです。
学習の最後に、学んだことがどうSDGsと結びついているのかを改めて確認することで、
「自分もSDGsに貢献しているじゃん!」
「SDGsは遠い世界の事ではなくて、自分事!」
そんな思いを持ってもらい、自己有用感を育成したいと考えて学習を進めているところでした。
↓ こちらは1,2年生で取り組んでいる、身のまわりのものがどうSDGsに関係していたかを発見し、記録していっている表です。各教室に貼ってあります。↓
3年生の男の子たちがSDGsを暗唱していたのは、それだけ興味関心があることの表れですし、日常生活の中で「これはSDGsの〇番に関連しているはずだ」といった認識も常に傍にあるものだと感じました。
授業が功を奏して暗記してくれたとしたら嬉しいですね。
3年生の子供たちが20歳以上になり社会に出るころには、現在のSDGsの目標年限である2030年はとうに過ぎています。「Next SDGs」の世の中になっているでしょう。
そんな未来においても、人類や地球に生きるすべてのものが、調和を保って持続していくためにしなければならないことはきっとずっと存在し続けます。
そんな意識を持たせる一助として、連小の生活科や総合的な学習の時間が生きるといいなと思っています。
生かさなくてはなりません。
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