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5年生 校内研究授業

本校でずっと研究を進めている「生活科」「総合的な学習の時間」。

今日はそのうち、5年生での研究授業でした。

研究授業、もっと平たく言えば、実証授業とでも言えばよいでしょうか。

5年生が学んでいる里山についての授業ですが、今年度は「アントレプレナーシップ教育」の視点を入れてどう授業展開をしていくかということが研究テーマになっています。

「アントレプレナーシップ教育」の視点とは、簡単に言えば「社会を変えていきたい!」というエモーション、情動を授業でどう育てていくのかということです。

つまり、例えば里山をずっと残していきたい、守っていきたい、そんな思いを強く持ってもらう、そしてそれを実行するための行動に移してもらう、そんな体の内から湧き出る情動を育てるための研究です。

そう書いてみると、なんだか難しいですね・・・。

 

さて、子供たちはこれまで前期に学んできた学校周辺の里山について、情報共有、思いの共有をグループごとにします。

 

 

 

そして全体発表をして、全体で共有もします。

 

 

写真はありませんが、最後に共有した事項を振り返り、改めて里山について意識をもたせました。

情動を育てるための積み重ねの工夫を行ってみた授業でした。

 

授業後は、教員間で効果検証をします。

こちらも子供たちに習って、グループごとに検討した後、全体共有を行いました。

 

 

校内研究は、頭がフル回転なので、終わった後にどっと疲れを感じます(笑)。

でもみんなで一つのことに向かって意見を交わし、共有し、創り上げていく充実感があります。

職場の仲も深まります。

連小の職員室が風通しの良い雰囲気なのは、こんな意見交換を頻繁に行っているからこその理由もあるのでしょう。

 

唯一5時間目のあった5年1組のみなさん、ご苦労様でした!