校長挨拶

 本校は、平成23年度に旧南豊ヶ丘小学校と旧南貝取小学校が統合してできた学校です。
 子供たちは、多摩丘陵の豊かな自然と、多摩ニュータウンの落ち着いた住環境に恵まれ、伸び伸びと育っています。
 平成25年度には、特別支援学級(自閉症・情緒障がい)「みどり学級」が開設されました。これを機に、特別支援教育の視点に立った学習環境づくりや授業の手立てを通常の学級の授業づくりに生かす「授業のユニバーサルデザイン」を踏まえた授業や通常の学級とみどり学級の子供たちがともに励まし合い、互いのよさを認め学び合う交流及び共同学習を進めています。
 今年度は「基礎基本の徹底を図り、児童の確かな学力の向上を図る。」「学習指導要領の全面実施に向け全教育活動の意義を再確認し、共通実践を通して教育目標の実現を図る。」を重点目標として、教職員がチーム一丸となり教育活動を進めていきます。

    その基盤となるのは「学級経営」です。日々の学校生活が楽しく、学級が子供たちにとって安心して生活できる居場所となるよう全ての教職員がかかわり、様々な取り組みに力を入れていきます。クラスが楽しく安心できる集団であれば、落ち着いて授業を受けることが可能となり、学習の理解が深まります。さらに他の学年、他の学級の子供どうしの活動においても、良好な人間関係を築く資質、能力が育まれます。多様な考えをもつ相手を受け入れ「多様性の理解」を重視した指導と実践を重ねていきます。
 これからも「心の温かさが感じられる学校」としての成長を目指し、保護者の皆さま・地域の方々・関係諸機関との連携を深め、地域コミュニティーの中核となって、貝取小学校の新たな歴史を創ってまいります。ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

                                                                                                                          多摩市立貝取小学校  校長   鈴木 純一郎

教育について