ご存知ですか?ボリュームシャドウコピー

Schitterの白です。

心地よい秋の風も寒さがましてきましたね。
もう冬の支度が必要かもしれません。

さて、今回は間違えてデータを削除してしまったときに有効な
ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)についてご紹介します。
この機能は WindowsVista、7、8 に搭載されているもので、
通常のバックアップとは異なります。

あらかじめ設定されたスケジュールに従い、その時点での
データの状態まで戻せる「スナップショット」が使用できるようになります。

設定については、下記サイトでわかりやすく紹介されています。
http://www.se-support.com/clientpc/volumeshadow.html

VSSとバックアップで異なる点は、設定時に指定する
「ディスク領域の使用量」を超えた時点で、古いスナップショットは
自動で削除されることです。
つまり、1年前や半年前のデータの状態に戻すことは実質不可能です。
これは1年や半年分のデータを保持できるディスク領域が必要となり、
VSSのスナップショットはWindowsが動いているハードディスク上にのみ
保存されるためです。

長期に渡るデータの保存、保管はこのVSSに頼らず、
皆さまご存知の外部記憶媒体にバックアップするのが安心ですね。