木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

7月7日(火)

 今日7月7日は「七夕」。七夕といえば,天空に流れる天の川を挟んだ「織姫」と「彦星」が一年に一度だけ会うことができるというラブロマンスが有名ですが,そんな伝説とは別に,科学技術の発展に伴う現実的な話題に触れてみます。
 皆さんも一度は目にしたことのある天気予報,その中で出てくる雲の流れを映し出す「気象衛星ひまわり」の映像です。この気象衛星ひまわりは現在7代目,そして今日から8代目として「気象衛星ひまわり8号」からの映像を我々は天気予報で見ることになるそうです。
 昨年10月に打ち上げられ,今日から運用される「ひまわり8号」は今までの7号と何が違うのでしょう? 調べたところ,
  ①画像の解像度が4倍になり,より鮮明な画像が送られてくる。
  ②撮影頻度が今までの30分に1回から,2分半に1回となり,予報精度の向上
   や局所的なゲリラ豪雨の観測の強化につながる。
  ③今までモノクロだった画像がカラー画像になったため,大陸からの黄砂の飛
   散や噴火に伴う噴煙なども鮮明に写るようになった。
  いずれにせよ,今日の天気予報で「ひまわり8号」の画像を見ることになるでしょう。

 七夕伝説の7月7日に「ひまわり8号」が運用開始されるというのも,ある意味「宇宙の神秘」や「地球の美しさ」などに興味がわく特別な一日になりそうです。