木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

11月25日(金)

 予報されていたとはいえ、昨日の雪には驚かされましたね。都心で11月に雪が観測されたのが54年ぶり,そして積雪を観測したのが1875年の観測史上初めてとなる雪だったそうです。その名残で,今朝は冷え込みが厳しくなっています。6時現在,グランドでマイナス3℃をメモリが指していました。真冬以上に真冬(?)ですね。今朝、出勤途中にはあちらこちらで路面の凍結がみられました。交通量も増え,登校時間帯には多少緩和されると思いますが,登校には十分に気をつけてください。また昨日同様に朝の部活動を中止にしていますので,時間に余裕を持って登校させてくださいね。
 さて以前もお話しましたが,その昔,冬のスポーツをしていた関係で,遠征で世界中の真冬の山を経験してきました。よく「世界中の冬を経験しているんだから・・・」といわれますが,不思議なことに日本と北米,また欧州とでは同じ雪、同じ凍結でも全く違うものです。その国々の自然環境が違えば全て変わってくるのでしょう。そういえばよく、スキーヤーが「北海道と上越の雪は違う」と言いますが,まさにその通りです。海外の遠征では自分たちでレンタカーを借りて転戦しますが,これには気を遣います。カナダでレンタカーを借りたときにはスタッドレスタイヤではありません。オールシーズンタイヤといい「これで大丈夫?」ってタイヤですが,大丈夫なんです。路面温度が低すぎて,タイヤがバリバリ貼り付くのです。冷凍庫状態でしょうか。ノルウェーでは気温は低いのですが,雪の粒が小さく軽くフワフワなのでタイヤが雪に食いつきません。下り坂など冷や汗ものでした。今までの経験全てを総合すると「滑って当たり前!」と覚悟を決めて車の運転,歩行することです。その一歩が滑ると思えば,自然と慎重になりますよね。

 読者の皆さん,今日は滑りますよ! 慎重に・・・ 防寒対策も忘れずに・・・  「うう,さぶ・・・」

 *ちなみに2年生が訪れる長野県菅平高原の今朝の気温はマイナス16.2℃だそうです・・・