木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

6月14日(火)

 夜が明けてみれば,昨日と打って変わって快晴の空が広がっています。「よ~し!」とそれだけで気合いが入ってしまう,気持ちのよい一日の始まりです。
 さて,先週の土曜日,3年生は県立関宿高校の体験授業に参加しました。ご存じの方もいると思いますが,これは「関宿地域連携型中高一貫教育(以下「中高連携」)」事業の一環です。平成16年から始まったこの「中高連携」とは,木間ケ瀬中学校・二川中学校・関宿中学校の旧関宿町の3中学校と県立関宿高校との間に結ばれた今年で12年目を迎える連携事業です。この連携事業は関宿地域の活性化を目指すためには,「関宿っ子」を小中高の12年間で育て,地域の発展のための人材を育成しようと始まりました。では具体的にはどんな連携を結んでいるのでしょう。その一つが3年生が土曜日に実際に体験した「体験授業」,実際に関宿高校で関宿高校の先生方が行ってくれる授業を体験し,高校生活をイメージします。またそれ以外にも,夏休みには更に一歩進んで「サマースクール」,互いの文化祭での相互の参加(音楽部等),また今週の土曜日には関宿高校を会場に「中高連携スポーツ大会」が行われます。主に3年生ですが,毎週関宿高校の先生が3年生の数学の授業に加わっており,その反対に毎週本校から五木田先生が関宿高校の授業に加わって指導しています。そして何よりも3中学の生徒は「連携型特別選抜」という特別なシステムで受検します。優先して関宿高校に入学するためです。これは「簡単に合格できる」ためではなく,「地域の発展のための人材育成」が目的です。ですから連携中学側はいい加減な生徒を送るわけにはいきませんよね。
 よく「関宿高校はだらしない生徒が多い」などの話を聞きますが,それはいかがなものでしょう?3中学から送り出す中学生がだらしないからだと考えられませんか?地域に根ざした関宿高校の今後のためにも「地域連携型中高一貫教育」の一員だという自覚を持って生活してほしいものですね。

*今日は福田中学校でPTAバレーの練習試合が行われます。ここまで全勝の「木中Pバレーチーム」。今日も張り切っていきましょう! 応援に行きますよ~