木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

5月17日(火)

 熊本を中心として九州を襲った大地震から1ヶ月という昨夜,ビックリしましたね。木間ケ瀬から利根川を挟んですぐの茨城県南部を震源とする地震が発生しました。皆さん大丈夫でしたか?
 熊本の大地震の報道映像を見れば「大変だな~」と思いつつも,毎日の報道映像に慣れてきてしまった自分や,どこか他人事で済ませてしまっていた自分に昨夜の自信は気付かせてもらいました。今回の震源地は「地震の巣」とも言われており地震の多い場所であり,これからも規模の大小には別にして必ずといってよいほど,また地震は起きる場所です。昨夜の9:23地震発生時刻,皆さんは何をしていましたか?そしてズンズンと前触れがあり,大きく揺れたとき皆さんはどんな行動をとりましたか? テーブルの下に潜った人,慌てふためいた人,ガスを消した人,家の外に出た人,お風呂に入っていた人,もう寝ていた人など様々だったと思います。もし学校であれば,先生たちが指示を出しますが,昨夜のような場合は自分で判断しなくてはなりませんよね。
 地震直後に私は学校に向かい異常がないことを確認し,安心して家に戻りました。すると玄関先でリュックに何やら荷物を詰め込んでいる娘がいました。「どこか行くの?」と問えば「防災リュック・・・」と黙々と荷物を詰めていました。昼間なら学校で,夜なら家族で一緒にいるので自分で判断することはありませんが,これが夕方だったらどうでしょう? 家族みんなバラバラかもしれません。もう一度家族で避難場所の確認や,連絡方法などの確認が必要だと改めて感じました。 まずは「自助」「共助」の精神です。