木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

1月19日(火)



 昨日の雪から一変し、今朝は雲一つない青空が広がっています。また冷え込みも弱いようで、道路の凍結もないようです。でも歩道や路側帯は昨夜の雪が堅くなって残っており、何よりもこの強風。 昨日生徒に連絡しましたが、本日は平常日課(朝の部活動なし)の予定です。余裕を持って安全に登校させてください。
 さて、今日は一つ厳しい話をします。昨日の積雪で、学校は朝から電話が鳴りっぱなしでした。もちろんこの季節体調不良のための欠席連絡も少なくありません。しかし「今日学校あるんですか?」という名乗らない保護者からの問い合わせの多いこと・・・ これらの問い合わせに対し「平常日課を予定していますが、この天気ですから焦らず安全に登校させてください」と答えます。すると「遅れたら遅刻ですか?休んだら欠席になりますか?」と。
 皆さんが学生時代、雪が降ると休んでも欠席にはならなかったしょうか?そんなことはないはずです。雪でも余程のことがない限りは普通に学校があり、雪合戦や雪だるまを作ったりしていたでしょう。もちろん生徒の安全を第一に考えていることに間違いはありませんが、行き過ぎた過保護は子供たちのためにならないのではないでしょうか。
 昨日、柏のとある高等学校の入試があり、本校からも2名の3年生が受験しました。朝の時間帯は川間駅周辺の東武線も運転見合わせです。それでもどうにか入試会場にたどり着き無事に入試を終えました。昨日、春日部駅で電車が復旧するのを待っていた先生がいました。そして復旧に伴い川間駅に到着し、そこからは歩いて学校までたどり着いた先生がいました。そしてその先生は汗だくで職員室に入ってくるなり「遅れてしまい申し訳ありません」と深々と頭を下げていらっしゃいました。
 まだ幼い小学生ならともかく、生徒たちは中学生です。安全を疎かにしているわけではありません。自転車通学者が遠くから安全に徒歩で登校するには遅刻してしまうこともあるでしょう。それに対して「何で遅刻したんだ~」と叱るつもりは毛頭ありません。昨日の天気で仕事が休みになりますか?確かに教科の学習も大切ですが、このようなことを考えさせることも将来のために大切なのではないでしょうか。
 朝から耳の痛い話を書きましたが、我々大人が子供たちを「厳しく」「優しく」育てていかなければなりませんよね。

PS*上の画像は今朝の「スケートリンク」と化したグランドでした。

1月18日(月)

おはようございます。
目覚めてみれば突然の積雪。現在、日程等の変更はありませんが、安全に登校できるよう御配慮ください。時間がかかるかもしれませんが、今日は安全のため自転車での登校は控えましょう。
みなさんも気をつけてくださいね。

1月15日(金)

 今週末はいよいよ千葉県の私立高校などの入試があります。また大学入試のセンター試験をはじめ,様々な試験が予定されており受験シーズンの本格的な幕開けです。本校からもそれぞれの私立高校へ多くの3年生が受験に向かいます。 大学入試のセンター試験の日は例年「大雪のため試験開始を遅らせる・・・」などの報道が思い浮かびますが,今年は大丈夫そうです。寒さ対策をすれば安心して受験に臨めそうです。
 さて皆さんも経験があると思いますが,入試は緊張して普段の力を出し切れないことも少なくありません。無理もありません。慣れない学校,慣れない教室で周囲には他の学校の受験生ばかり・・・いつもと違うことだらけだからです。だからこそ,いつも通りの生活・行動を心がけることが大切です。「寒いから・・・」といって下着を重ね着しすぎて逆に暑くて集中できないということもあるからです。「いつも通り」を心がけ,余裕を持って会場に入れば大丈夫です。それでも緊張したときには「いつも通り●○したから大丈夫」と自分に言い聞かせ深呼吸をしてみましょう。落ち着いて実力を発揮できるでしょう。そうです,昨年話題となったラグビーの五郎丸選手のポーズと同様です。「ルーティン」です。高校入試だけではなく様々な試験がありますが,受験生の皆さんの検討をお祈りします。
 さて寒い日が続きますが,寒いが故に良いこともあります。このところの放射冷却現象で空気は澄み,夜空の星が本当にきれいに煌めいています。「星がキラキラ・・・」と輝いて見えるのもこの寒さのおかげです。どうですか,今晩夜空を見上げてみませんか?試験に向けた緊張からきっと「ホッ」と解放されることでしょう。

1月14日(木)

 「寒いですね~」が挨拶代わりになってしまうこの頃です。今朝も一段と冷え込んでいますね。
 先日,パラパラと新聞をめくっていると「インフルエンザ1ヶ月遅れ」なんて見出しが目に入り,記事を続けて読んでみれば,例年インフルエンザの流行が始まる秋口(11月頃)から年末にかけて暖かい天候が続き,インフルエンザのウィルスの働きが鈍っているという内容でした。続けて読み進めると例年より約一ヶ月遅れでインフルエンザが流行する見込みと書かれていました。そのときは深く気にもとめませんでしたが,今になるとその通りだと実感しています。インフルエンザウィルスの特徴「気温が低く」「空気が乾燥する」と活発に活動を始めることを考えれば,ここ数日が当てはまります。室内の換気や手洗い・うがいの徹底を心がけたいものですね。
 さて,本校では今年度「インフルエンザ」は出ていませんが,今週に入り朝の欠席連絡が増えてきました。電話を受けているそばから,別の電話が鳴るという状況で事実欠席者が増加の傾向にあります。また朝から「具合が悪くて・・・」と保健室に来る生徒も少なくありません。様子を見るとみんな学習どころではないほどの様子です。学校でも予防についての指導はしますが,ご家庭でも子供たちに予防を呼びかけてください。また何より「インフルエンザなどに負けない体力」アップのために,偏らず栄養を考えた食事を心がけてくださると幸いです。何しろ,3年生は今週末から入試が本格化しますし,2年生もスキースクールまで2週間。万全を期してどちらにも臨んでほしいものです。また「このくらい大丈夫!」と我慢強いのは悪くはありませんが,教室でゴホゴホ咳き込んでしまい仲間にうつしても大変ですから,無理はしないようにご家庭でも心がけてくださいね。

PS:今日もいちだんと冷え込んでいます。それでは皆さん行ってらっしゃい。

1月13日(水)

 昨日は突然の雪・・・「やっぱり冬はこうじゃなきゃ・・・」なんて言っていた余裕も,今朝はありません。冬本来の寒さがやってきました。今朝は今年初めて車のフロントガラスを「ガリガリ」してからの出勤でした。一年ぶりの本格的な冬なので色々なことを思い出させてくれます。顔が冷たいんだけれど,澄み切って張り詰めた外気の心地よさだったりと。
 この寒さを受け実感がわいてくるだろう2年生の「ホワイト(スキー)スクール」まで約2週間に迫ってきました。私は昔,冬のスポーツに携わっていた関係で,世界中の雪山に行っていました。アメリカ,カナダ,ノルウェー,ドイツ,オーストリア,フランス,イタリア,スイス・・・それぞれ素晴らしい雪景色ですが,一番美しいのはやはり日本だと実感しています。そんな日本の冬,雪山の美しさを是非2年生にも味わってもらいたいと願っています。スキー初心者だと余裕がないかもしれませんが,真っ白な雪と雲一つない真っ青な「青空のコントラスト」,木々に雪が積もりおとぎの国の森のような「ふわふわの雪」,そしてリフトから下を見やれば,木の実を探した「うさぎの足跡」,雪が降れば降ったでスキーウェアに舞い降りたはっきりとした「雪の結晶」など,本当に心が奪われるほどの美しさです。標高の高い長野県の菅平(日本のスイスと言われている)だから味わえる景色です。2年生には,スキーの上達ももちろんですが,こんな真冬の大自然に気づいてもらいたいと思っています。出発まであと2週間ちょっと。万全の事前の取り組みでホワイトスクールを堪能してもらいたいものですね。(今日の菅平高原の天気:晴れ 最高気温マイナス3℃ 最低気温マイナス15℃ 積雪70cm)

 PS:この冬一番の冷え込みですが,学校周辺は「濃い霧」が発生しています。通学・通勤には十分気をつけてくださいね!