木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

2月15日(月)

 昨日の暖かさが残っているのか,温かい空気の生ぬるい朝で一週間が始まりました。そんな暖かい朝から昼間・夜にかけて徐々に気温が下がっていき,冬本来の寒さに逆戻りするそうです。暖かかった昨日との温度差は10℃から15℃だとか・・・これでは体調を崩してしまいそうですね。
 ところで,昨日の暖かさの原因は強く吹き荒れる南風「春一番」の仕業だそうですが,この春一番について調べてみました。
 「春一番」と聞くとなんとなく穏やかで日だまりが心地よい春の到来をイメージするのは,我々の世代「キャンディーズ世代」だけでしょうか。もともと「春一番」の由来は1859年に遡ります。1859年(安政6年)の2月13日,壱岐の漁師53人が五島沖で南からの突風に遭い全員が亡くなったという事故があり,壱岐の漁師の間では,春の初めの強い南風のことを「春一番」と呼ぶようになったという説が残っています(諸説あるようですが)。
 気象庁の発表では昨日2月14日に「春一番」が記録され,その南風が温かい空気を各地に運んできてくれたために記録的な暖かさになったいうわけでした。
 このまま暖かい春にならないかな~ なんて思ってしまいそうな昨日の暖かさと今朝の暖かさですよね。

PS:「三寒四温」という言葉もありますが,一歩ずつ春の足音が近づいているのは確かです。
  夜は「真冬並み」だそうですので,着る服に迷ってしまいますね。それではお気をつけて行ってらっしゃい。