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校長室より 1月27日

今日3時間目は、ほほえみ学級で授業研究がありました。

ほほえみ学級では、教科学習の他にコミュニケーションや身体の動きなどを身につけるため、その子の課題にあわせた活動をする自立活動を行います。今日は、新聞紙で輪投げの輪を作る活動を通して、紙を折ることやねじることなどを練習しました。また、輪投げをすることで、力の入れ方や体のバランスをとることなども学びました。たくさんの先生方が参観したので、子ども達はとても緊張していたそうです。でも、一生懸命考えたりその考えを発表したりして、集中して取り組んでいました。

午後は、5、6年生がオンラインで障がい者スポーツについて学びました。今日の講師は、聴覚障害の方で、デフサッカーをされているそうです。聴覚障害はあっても、とても聞き取りやすい話し方をされていましたが、反対に子ども達が声をだしても伝わらないということで、「わかりました」や拍手などの手話を教わってコミュニケーションがとれるようにしていただきました。

授業の中では、口の動きを読み取る口話も体験しました。これはなかなか難しかったです。先生は、口話の訓練をされていて、普段から口話でコミュニケーションをとるのだそうですが、今はマスクをしている人が多く、わかりづらいとも話されました。いろいろな違いを超えて、工夫し楽しみながらコミュニケーションをとることの大切さを学んだ授業でした。