校長室より 7月12日
今日は、6年生が校舎の4階の埋蔵文化財整理室の方をお招きして、社会の出前授業を行いました。整理室の方からは、鰭ヶ崎の三本松古墳の調査でわかっことや、出土した埴輪などについて詳しく説明していただきました。そして、その埴輪を直接触らせていただくこともできました。貴重なもの触れるということで、少し緊張気味の子供たちでしたが、熱心に活動していました。最後には質問できる時間もあり、「全国で古墳はいくつくらいあるのですか?」「三本松古墳では、埴輪は何個くらいあったのですか?」などの質問がありました。整理室の方は、「この中から考古学者がでるといいな。」とおっしゃっていました。そのようなことがおこると素敵ですね。
1年生は、タブレットの使い方を学びました。IDやパスワードを入力することからの学習でしたので、キーボードを強く押しすぎて何文字も入力されてしまったり、文字の消し方がわからなかったりと苦労していました。1年2組にはICT支援員やサポートの川手先生や斎藤先生、茂古沼先生なども入り、子供たちの支援にあたりました。「先生~」「先生~」とヘルプを求めるの声があがります。でも、一旦やり方がわかると、今度はどんどん進めることができるようになりました。最後には、写真を撮ることもできるようになったそうです。
午後は、4年生が用務員の伊藤さんから、防災についてのお話を聞きました。伊藤さんは流山市の消防署で長く活躍された方で、東日本大震災の時には緊急災害援助で岩手県の陸前高田市に行ったそうです。今日は、その体験と日頃からの備えについて教えていただきました。子供たちは、被災地での消防の活動についてとても熱心に聞いていました。そして、スライドで陸前高田市の様子やトモダチ作戦で米軍も救助にあたったことなどを知り、驚きの声をあげていました。終了後には、伊藤さんを取り囲み質問したり消防の制服に触ったりしていました。伊藤さんのお話がとても心に響いたのだと感じました。伊藤さんは、毎日学校にいますから、いつでもお話を聞きにいってください。