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つなげよう笑顔と心 ~鶴に想いをのせて~

  先週の金曜日の卒業式を終え、がらんとした3年生の教室と廊下ですが、1年生と2年生は、来週末の修了式まで授業は続きます。どちらの学年も「Let's study」の掲示物を廊下に貼り、1日、1時間、1分を大切にしながら、最後まで集中して学習に取り組む意欲が感じられています。3年生から受け継いだ、良き伝統を大切にしてほしいと思います。

  さて、現在、本校では「千葉県青少年相談員連絡協議会」より依頼を受け「千葉県青少年相談員60周年記念事業『つなげよう笑顔と心~鶴に想いをのせて~』」への取り組みを行っています。この取り組みでは、千葉県内の子ども達が、想いや夢、願いをのせて鶴を折り、それをつなぎ、最終的には千葉県青少年相談員60周年記念式典で披露されるそうです。これまでも、卒業した3年生も協力し千羽の鶴を折りましたが、さらに依頼があり、本日は家庭科の授業でも、本事業の趣旨を生徒に再度説明した上で、心を込めて鶴を折っていました。まだまだ今後も折り鶴の作成は続きます。

  1年生の数学の授業では「データの分析と活用」についての学習です。ペットボトルのキャップを投げた際「表になる場合」と「裏や横になる場合」は、どちらの方が起こりやすいかについて、具体的な数字を元に、電卓を使いながら計算をして求めていました。2000回投げた場合も求めていましたが、なかなか難しく、友達と知恵を出し合いながら真剣に学習に取り組む姿が印象的でした。

  2年生の英語の授業では、修学旅行で行く「奈良・京都」について、これまで進めてきた調べ学習についての発表会をしていました。このグループでは、きれいなお寺や神社についての発表をしていました。廊下の掲示物を見ると、3日目の学級別のコースも決定したようで、修学旅行への準備も着々と進んでいるようです。

  同じく2年生の国語の授業では「ディベート」をしていました。このクラスでは「ペットにマイクロチップをつけるべきか」というテーマに対し、肯定派と否定派に別れて、自分たちが調べた根拠を元に、熱心に議論が進められていました。ディベートでは、最終的には勝敗が決まりますが、 論理的思考力を育て、新たな視点で物事を捉えられるようにすることが大きな目的です。今回の学習で、さらに新しい力が高まったことと思います。 

  1年生の国語の授業では、図書室で「漫画」を描いている子ども達の姿がありました。漫画で「物語」を表現する学習を進めており、本を読んだり、実際にペンを動かして漫画を描いたりと、それぞれのペースに合わせて作業を進めていました。残りの授業時間も短いと思いますが、漫画特有の描き方のルールも意識しながら作品を完成させてほしいと思います。