3年生を送る会(後半)
昨日に引き続き、3月2日(木)に行われた「3年生を送る会」の後半の部をお伝えします。4月から3年生になる2年生の廊下には、川上先生が書いた熱いメッセージがありました。その思いに応えるように2年生の発表が始まります。まずはダンス部隊の子ども達が華麗なダンスを披露し、会場を盛り上げます。次に、合唱精鋭部隊による「ロマン飛行」の合唱です。身振り手振りを交えながら、堂々とした歌声を披露しました。ダンス部隊も合唱精鋭部隊も、昼休みを中心に練習を重ねてきた成果を発揮することができ、とても立派だと思いました。
さらに、全員で協力しての「パネルパーカッション」です。リーダーのリズムに合わせて、様々な色の画用紙を貼ったスケッチブックを開閉し、いろいろな文字や形を表現します。一糸乱れぬ動きがとても印象的でした。最後に、2年生全員での合唱も全力で歌っており、3年生に対する感謝の気持ちが強く表現されていました。「3年生を送る会」終了後の2年生の廊下には、川上先生からのメッセージがありましたが、まさに「完璧な演技」を見せた2年生でした。
最後の発表は3年生・・・の前にサプライズで職員合唱です。ギターを弾いた山本明幸先生が登場し、ステージの幕が開くと長渕剛の「乾杯」のスタートです。学年主任の瀧先生から、前奏中には3年生へのメッセージで、間奏中には「卒業に乾杯」のパネルで、そして全ての先生方の全力の歌声で3年生の卒業をお祝いしました。
本当に最後の発表は3年生です。全校応援団による応援の後、3年生の代表生徒から後輩達へのメッセージです。どの生徒からも最後には「ガンバレ!」との言葉があり、後輩に向けた気持ちの強さを感じました。その後は全体合唱でしたが、3学年の中で一番少ない学年であり、先週入試を終えたばかりとは思えない迫力のある歌声に、藤井先生は感動して涙していました。 3年生からも感謝の気持ちが伝わってくる発表でした。
閉会式では、全校応援団の引き継ぎ式です。現全校応援団から名前を呼ばれた新全校応援団、気持ちの込もった返事をしていました。ハチマキも巻いてもらった後には、さらに気持ちが引き締まった声で新全校応援団による応援が披露されました。伝統を引き継いだ責任感を感じる素晴らしい応援でした。生徒会長の話、校長先生のお話、閉式の言葉、3年生退場と続き、すべて日程を終えました。最後に、3学年主任の瀧先生から、1年生と2年生の子ども達にお礼の言葉が伝えられましたが、背筋を伸ばして聞く子ども達の姿勢から、しっかりとバトンを受け取ったという気持ちを感じました。
終了後には1年生は全員が体育館に集まって、2年生は教室でプリントに記入して振り返りを行っていました。5時間目には、後片付けですが、みんなで協力して作業をし、ひな壇とパイプ椅子でいっぱいだった体育館が、あっという間にきれいになりました。