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ジャンケンではありません…

 今日は、2年生が林間学園の振替休業のため、1年生と3年生だけの1日でした。明日からは2年生も戻り、全校揃っての学校生活が戻ってきます。

 さて、本日の3年生。理科の授業でしたが、全員、タブレットが机の上に出ていました。どんな作業をしているのか見てみると、「速さ」に関する何度かの実験について、紙で記録として残してきた資料をタブレットでデータに整理していました。複雑な作業だと思いますが、しっかりとまとめることができました。さらに、学習内容が終わった後には黒板の前に集まり、加藤英明先生に質問をする姿もあり、自ら積極的に学習に取り組む姿がとても立派でした。

 別の教室では国語の授業で、「社会問題について考えよう」が学習問題として黒板に書かれていました。昨年は、学校生活の改善点について考え、文章にまとめましたが、今年は学校外の社会全体に目を向け、文章にまとめるそうです。この時間は、そのテーマを考えていました。「ごみ問題」や「絶滅危惧種」など、全世界的な環境に関するテーマを選ぶ子ども達が多い中、「映画の上映時間は、広告が終わる時間にしてほしい」という現実的なテーマを選んでいる生徒もおり、発想力の豊かさに感心しました。また、「交通事故」をテーマに選んでいる生徒がおり、話を聞いてみると「交通事故で双子を亡くしてしまった母親が書いている文章を、あるホームページで見つけて、このテーマにしました」とのことでした。心優しい3年生の気持ちに心打たれました。これからも、そんな優しさを大切にしながら成長してほしいと思います。

 1年生の教室を覗いてみると、英語の授業で先生と子ども達がグー、チョキ、パーの手を挙げていました。ジャンケンかと思いきや、そうではなく、先生からの質問に対して、自信がない生徒は「グー」、少し自信がある生徒は「チョキ」、自信がある生徒は「パー」を挙げるという指示が先生から出ていました。結果的に「チョキ」の生徒が指名されていましたが、しっかりと正しい答えを発表することができていました。今日は、「チョキ」の子ども達が多かった気がしたので、今度は、多くの子ども達が自信を持って「パー」の手を挙げている場面を見られることを期待しています。