校長先生へのサプライズ!
本日の1時間目、開始時刻前に体育館へ静かに移動する3年生の姿が見られました。その後、体育館へ行ってみると、すでに準備完了でしたが、時計を見ると1時間目が始まる8時30分の2分前!これまで日々の生活の中で培ってきた「2・1運動」がしっかりと定着している証であり、西初石中学校で3年間を過ごした3年生の「さすが」という姿でした。午後の予行まで緊張した1日になりそうです。
その後、1時間目と2時間目に卒業式練習です。全員が証書授与の練習を行っていましたが、動きにも慣れた様子でした。短い期間でしたが、集中して練習に取り組んだ証拠だと思い、感心しました。
さらに3時間目は、教科指導でお世話になった先生方や1年生や2年生の時にお世話になった先生方から、卒業生に向けてのお話がありました。どの先生方からも、これから新しい世界へ羽ばたく3年生の背中を押すように、過去の思い出の話や卒業生に対するお別れの言葉、未来に向けてのメッセージが話されました。じっくりと話を聞いている3年生の姿も印象的でした。ちなみに、私も突然、話を振られて焦りましたが、卒業を迎える3年生に思いを伝えることができ、嬉しかったです。
そして、4時間目には「校長先生へのサプライズ!」タイムです。事前に、担当の生徒が校長先生のことをご案内しており、校長先生が体育館に入場すると大きな拍手でお迎えをし「校長先生お疲れ様会」が始まりました。卒業生と同じように呼名を受けた校長先生は、まさに手本となるような大きな切れのある返事と共に演台の前に進み、卒業証書を受け取りました。また、「校長先生の写真のパズル」と「1年間の思い出の写真」のパネルや子ども達からのメッセージが綴られた冊子、花束が渡されました。最後に3年生全員から校歌のプレゼントを受けた校長先生からお礼の言葉があり、大きな拍手に送られて体育館を後にしました。校長先生にとっては、まさにサプライズだったようで、嬉しさと驚きが混在した時間になったようです。校長先生に対する、3年生の大きな感謝の気持ちを感じた温かな時間でした。
4時間目の後は、義務教育最後の給食タイムです。小学校で給食を食べ始めた頃は、机を班の形にして、お話をしながら食事をしていたと思いますが、全員が前を向いての黙食がすっかり定着してしまいました。大忙しの1日でしたが、じっくりと味わって食べることができたでしょうか。どの学級の食缶もすっきりと空っぽになっており、みんな美味しく最後の給食を食べられたようです。
1日の締めくくりは、5時間目の「卒業式予行」でした。今までの中で一番の緊張感に包まれた体育館でした。卒業生の保護者の皆様、当日のお子様の晴れ姿を楽しみですね。