学校の様子

感謝の心

今年も1/2・3と箱根駅伝が開催されました。

地震が起きたこともあり、1日夕方から開催が危ぶまれる声が聞こえていましたが、2日の朝8:00、号砲と共に23校の代表が一斉にスタートしました。

 これまでの大会では、前年大会でシード権を獲得した上位10校と、予選会を通過した10校、関東学生連合を加えた合計21チームが出場していました。しかし、第100回箱根駅伝では、出場枠が例年より3枠多い23枠に拡大し、第99回大会でシード権を獲得している10校と、今年10月に行われた予選会の上位13校が本戦への出場権を獲得しました。

(今回は、本大会へ出場できなかった大学から、選手を選抜する関東学生連合の編成はありませんでした。)

往路を戦い抜いた監督や選手から、

「大会を開催できるかどうかも分からない中、また多くの被災者がいる中で、箱根駅伝ができることに感謝したい。」といったコメントを聞きました。

非常時の中でも、自分達がこれまで練習してきた成果を発揮する場が与えられたことに対する感謝。被災した方々への思いやり。感謝の心と、相手の立場に立った発言だと感じました。

その他のスポーツでも、高校サッカーでは、被災して応援に来られないチームを応援する取り組みが報じられました。ゴミ袋を裏返して着用したり、対戦相手がメガホンを貸し出したりと胸が熱くなる対応に感動しました。

武士の時代に「敵に塩を送る」という故事が生まれたと言われていますが、応援団が来ることのできないチームに対しての思いやり、心遣い、本当にすばらしいです。

思ったことを言葉にして伝える。行動にうつす。できるようでなかなかできないことです。

東小の子供たちも「相手の立場に立つ」「やってみよう~目標に向かってチャレンジ~」を更に意識してほしいです。