みなさん、おはようございます。今日もみなさんの力強いあいさつが体育館に響き渡りました。あいさつが響き、笑顔が広がる学校は、素敵な学校だと思います。1学期最後の朝会講話となります。いよいよ夏休みまで2週間余りとなりました。
さて、今日の講話は「学級力を高める」ということについて、お話をしたい思います。昨日、「魅力ある学校づくり」研究主任から、学校生活についての調査結果をいただきました。すでに、保健室前の廊下にも掲示されていますので、見た人もいると思います。その結果を見ると、「学校が楽しい」という調査項目について、「楽しい」と肯定的な回答をした生徒の割合は約96%、約370名のみなさんが「学校が楽しい」と回答しています。すばらしいことです。みなさんの居場所が十分に確保されている証拠です。学級の雰囲気がよく、友達関係がとても良好だと言えます。つまり、みなさんは自分の学級が大好き、学級力が高まっていると言えます。
それから、「学校が楽しい」という理由の中には、部活動や授業等もあります。そこで、「授業がよくわかる」という調査項目の結果を見てみると、「よくわかる」と肯定的な回答をした生徒の割合が約91%に上ります。約350名もの生徒が「授業がよく分かる」と回答しています。みなさんの意欲の表れです。ただ、「分かった」と思い、それでよしとしてしまうと、必ずしもテストができるとは限りません。「分かる」から「できる」までに自分を高めていく必要があります。
そのためには、やはり「学びに向かう集団」としての学級力を高めていく必要があります。毎日、教室を訪問して感じることは、みなさんの学びに向かう姿がすばらしいということです。学級力を高めている証拠です。学級力が高まれば高まるほど、学習にも、生活にもやりがいを感じ、自分のよさを更に発揮しようとします。一人一人が学級の主役ですから、学級力を高め、居心地感のよさの感度を高めてほしいと思います。
終わります。