保護者の皆様、そして児童のみなさん、こんにちは。本日はお忙しい中、入学説明会に御出席をいただき、ありがとうございます。寒さも一段と厳しくなり、インフルエンザがはやってきていますので、くれぐれも気を付けていただきたいと思います。
さて、児童のみなさんは、この時期になると、「中学生に早くなりたい」という気持ちが高まってくるのではないかと思います。でも、不安もあるでしょう。今日は、みなさんのそのような希望や期待、そして不安に、少しでも応えられるような一日にしたいと思います。
益子中には、校訓があります。「聖心」という校訓です。今日の資料の表紙をみてください。表紙に下の方に、校訓について書かれています。3行目のところですが、「聖心」とは、「優れた人を目指し、日々努力する心」ですと、書いてあります。生徒も先生も、このような心を忘れず、心の支えとして生活していますので、生徒たちの頑張り、活躍がとても光っています。
その頑張り、活躍を支えている3つのことについてお話します。
一つ目は、よい行いができることです。挨拶がよくできます。掃除もまじめに取り組みます。学級や学校のためにしっかり仕事を行います。
益子中では、何事も自ら行動しようとする生徒を目指しています。
二つ目は、丈夫な体をつくることです。体育の時間は全力で活動します。放課後の体力つくりや部活動にも真剣に取り組んでいます。ただ、部活動については、自分の体力や特性などを考えて入部してほしいと思います。そして、途中でやめることのないよう、自分の決めた部活を続けてください。
益子中では、自ら体力を高めようとする生徒を目指しています。
三つ目は、学習に力を入れていることです。授業中は集中して取り組んでいます。家庭学習(自主学習)も習慣化しています。分からないところは、教科の先生によく質問しています。
益子中では、自ら学習に取り組もうとする生徒を目指しています。
これらの三つのことができるよう、先生方は常に生徒とのコミュニケーションを大切にしています。お陰様で、私のところ(校長室)にも、多くの生徒さんが来てくれます。おしゃべりにくる生徒、勉強しにくる生徒、給食を食べにくる生徒、相談しに来る生徒もいます。
学校は、生徒たちにとって「自分を高める楽しい場所」でなければならないと考えています。そのためにも、不安なことや心配なことがあったら、すぐに相談してほしいと思います。
中学時代は、自分の伸び代を広げられる時期でもあります。保護者の皆様には、お子様の伸び代がどれだけ広げられるか、ぜひ見守り、励まし、後押しをしていただきたいと思います。