学校からのお知らせ

後期課程 放射線教室

12月19日、後期課程の生徒は放射線教室を実施しました。

子ども達は日頃から感じている放射線に関する疑問を基に話し合いました。

 

「川内村よりもソウルや香港の空間放射線量が高いのはなぜか」、「米の全袋検査の検査数が減少しているのはなぜか」などの疑問が出されました。その疑問に対しても、子ども同士で、土壌の違いに関係があることや全袋検査からモニタリング検査への移行が影響していることなど、資料から気付いたことを交流できました。

 

しかし、安全であることと、安心できることは、一人一人異なります。正しい知識に基づいていても、断定して伝えてしまうことは危険です。相手の立場を尊重した伝え方についても、今後考えていく必要があります。

先週の前期課程に続いて子ども達に正しい放射線の知識や技能をご指導いただいた福島県立医大の坪倉先生をはじめ、関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。