音楽鑑賞会「春待ちコンサート」を開催しました。
立春を一週間後に控えた令和6年1月28日(日)午後1時30分から3組の出演者の皆さんを
お迎えして「春待ちコンサート ~未だ遠い春を想って~」を開催しました。
新年が大きな災害から始まったこともあり、少々重い空気の中で始まったコンサートでしたが、
出演者3組それぞれの演奏がその空気をやわらげ、安らかな音色は来館された参加者の皆さんの
心に春の予感を確かに届けられたようでした。
第1部の演奏者「楽しい会」の皆さんは、庄和南公民館を練習拠点とし、近隣で音楽活動もされ
ているオカリナ演奏のグループです。
「童謡 春よ来い」など大人から子供まで楽しめる曲や昔懐かしい曲を演奏され、「海は荒海
向こうは佐渡よ」の歌詞で始まる中山晋平作曲の「砂山」は、ピアノの伴奏にのせて演奏される
オカリナ独特の哀愁のある音色が会場いっぱいに響き、場内全体が聞き入っていました。
第2部の演奏者、塙 未羽(ばん みはね)さんは、SAKURA JAPAN
COMPETITION2023のコンクール全体のグランプリ、同コンクールピアノ部門
高校生の部 第1位をはじめ数々のコンクールでの金賞受賞など前途を嘱望される春日部市
出身の若きピアニストです。
エルガーの「愛の挨拶」、ショパンの「ピアノソナタ第3番ロ短調 第1楽章、第2楽章、第4
楽章」、リストの「愛の夢」を演奏し、来館された参加者の皆さんがその音色と素晴らしい技巧
に思わず引き込まれていました。
第3部の「Smile」の皆さんは、ピアノ・エレクトーン・大正琴・ヴィオリラ等の多彩な演奏や
リトミック指導など地域で幅広く活動されているグループです。「星に願いを」のベルによる演奏から
始まり「東京ブギウギ」や「ラデツキー行進曲」のピアノの連弾などの小気味良い演奏で会場に手拍子
があふれる楽しいステージとなりました。
エンディングには、出演者全員が舞台前に並び、来館された皆さんから盛大な拍手が送られました。
<来館された皆さんの感想>
選曲が良く、大体知っている曲だった。
春待ちコンサートを知らず初めて参加した。とても素敵なコンサートでびっくりした。
子供も知っている曲があり、楽しめた。
どの楽器や曲にもそれぞれの良さがあり、とても感動した。
これからもこのような機会があったら、また参加したい。
知っている曲がたくさんあって、楽しかった。
懐かしい曲が聴けてとても良かった。
いろいろな楽器の演奏が聴けて良かった。