「上海の家庭料理」を作りました!
1月26日(土)
今日は身近な異文化交流してと題して、『上海の家庭料理を作ろう!』を開催しました。
先生は中国出身で、これまでにも中国料理の講座を開かれている、畑岸裕衣さんです。
中国はとても広い国で、なかなか一口で知ることはできませんが、今日教えていただく上海料理には、餃子の他にもシューマイ・肉まん・八宝菜などなど、日本でもなじみのある料理がたくさんあります。
また中華料理といえば高級なものもありますが、今日は上海の家庭料理を通して中国文化に触れてみました。
今日のメニューは、
皮から作る焼き餃子、
お楽しみスープ、
ごはん(お新香付き)です。
初めに、お楽しみスープは、大根と鶏手羽のあっさりスープを作りました。
身近なとろろで材料が手に入りますので、この季節にぴったりのメニューです!
普段からお家で料理をしているというお父さんと、2年生の息子さんが参加してくれました。
お父さんは息子さんを見守りつつも、ご自身での作業ではとても手慣れた様子で段取りよく進めていました。
そして、メインの餃子です。
まずは皮の作り方を、先生が見せてくれました。
この皮づくりが、参加してくれた子どもたちには一番楽しい作業のようでした。
どの子も、粉を量ってから、こねて、丸めて、ちぎって、延ばして、丸いものでくりぬいて・・・。
そして中身の具を作ります。
キャベツやネギ、ニラなどを細かく刻んで、余分な水分を絞ります。
ここでも、どの子も集中して一生懸命です。
子どもたちの真剣さには、先生も驚かれていました。
また❝それを見守る保護者の方もすばらしい❞と。
まず、中国では子どもに料理をやらせること自体がないそうです。
それよりも勉強をしてほしいとの考えだと、先生は話されていました。
できた具を皮に包みます。
先生の手さばきは”さすが”としかいいよのない早さでした。
なんでも、具をた~くさん詰め込むのが特徴だそうです。
これはなかなか難しい作業です
でも、子どもたちは頑張っています!
一つ一つ、自分のできるやり方で熱心に作っていました。
さてさて、あとは焼いて、羽根突き餃子のできあがり!!!
参加者の中にも中国出身の保護者の方がおり、先生も嬉しそうにお話しをされていました。
その他の方々も次第にグループごとの隔たりがなくなり、互いに交流しあいながら和気あいあいと進んでいきました。
料理で一番大切なことは”楽しく作ること”だということを感じました。
今回の餃子は、先生が子どもの頃からお母様から教えられたもので、まさしく家庭の味です。
日本で知られている作り方とは微妙に違う点で、新しい発見もありました。
とても豊かな、温かい異文化交流となりました