校長室から

2/7 今週も元気にスタート!

 2月7日(月)厳しい冷え込みの朝となりましたが、今朝もねどっ子たちの正門でのあいさつは元気でした。

 今朝は、登校してきた2年生女子児童が正門にいた私のところに来てこう言いました。綿で作った手作りのクマさんが無くなってしまったとのこと。ランドセルのわきに下げてあったそうですが、見ると細い小さな金属のチェーンだけが下がっています。そう話しながら、児童の目にみるみる涙が溢れてきました。
 おうちまでとはいかないけれど、通学路に落ちていないか途中まで探しに行くと約束しました。児童たちの登校がひとしきり済んだ後に探しに行ってみました。歩道橋を渡って坂道を登ったところまで行ってみたのですが、残念ながらクマさんは見つかりませんでした。
 途中では、寒い中児童たちの見守りをしてくださっている方に会うことができ、お礼の挨拶をすることができました。また地域の方々とも挨拶を交わすことができました。
 学校に戻ると先ほどの女子児童の教室に行って、残念ながら見つけることができなかったことを児童に告げました。すると児童は残念そうな表情で、
「ありがとうございました。」
 がっかりしたであろう児童の気持ちが伝わってきたり、その礼儀正しさに感心したり、見つけてあげられなかった自分自身が不甲斐なく思えたり。私にとっては、いろいろな心情が混ざり合ってなにやら切ない気持ちになりました。
 クマさん、見つかるといいのですが。