校長室から

6年修学旅行と2年校外学習を延期しました

 国内の感染状況がなかなか好転しないなか、市教委は市内小中学校で5月と6月に実施する予定だった修学旅行等の校外学習を2学期(8月)以降に延期することと決定しました。具体的には、5月と6月に実施する予定の宿泊をともなう行事と行き先を市外とする行事が延期となります。しかし、市内を行き先とした行事については当初の予定通り実施することとなります。
 これらを受け、本校では6月1日(火)に予定していた2年校外学習と6月20日(日)~21日(月)に予定していた6年修学旅行を延期することとなりました。
 5月10日(月)、とくに修学旅行については私から6年生たちに直接、延期となったことと、合わせて2学期になんとか実現したいのでそれまで引き続き感染防止対策の徹底に協力してほしいとの話をしました。「がっかりだ。」「2学期にというが、できるんだろうか。」「いずれやはり中止になるのだろうか。」児童たちの胸中には様々複雑な思いがあったと思いますが、そうした表情を一切見せず淡々と話を聞く児童たちの姿が、ただただけなげで痛ましく私の胸を締めつけました。
 感染症に悩まされ、翻弄され続けて2年目になります。せめて、できることをできるやり方でなんとか実現してあげたい、今までで一番の頑張りを経験させたい、友だちと腹の底から笑う時間を少しでも多くつくりたい、
そうした思いを改めて強くしました。同日、6年と2年の保護者あてに延期をお知らせする文書を配付しました。