校長室から

2/18 週の終わり、冷たい風が吹く朝でした

 2月18日(金)時折冷たい風が吹きつけ、根戸森の木々がゆっさゆっさと揺れながらざわざわと音をたてていました。寒い朝でしたが、花壇の菜の花は寒さに負けず小さな花びらを開いていました。


 それでも日差しがあったためか時間が経つにつれて気温も上がり、体育の授業や業間休み、昼休みには多くの児童が校庭に出て、元気に体を動かしていました。


 今日は4年生で道徳の校内授業研究会がありました。「大きな絵はがき」という話を題材に、よりよい友人関係について考えていました。
 「大きな絵はがき」の内容は、転校した友だちの広子さんが高原を訪れた際に大きな絵はがきを主人公の正子さんに送ってくれたことから始まります。絵はがきが大きかったために切手の代金が足りず、配達員から受け取った兄が不足分を支払いました。切手代が不足していたことを広子さんに伝えた方がいいのか、それとも黙っていた方がいいのか。
 「あなたが広子さんだったら、教えますか、教えませんか。」との担任の発問に、子どもたちは真剣なまなざしで考えた後「絵はがきの返事で悪い知らせをしたくないから、教えない。」「(広子さんが)知らずに他の人にも出してしまったら他の人にも迷惑がかかるから、教える。」などいろいろな意見を出していました。
 最後に、自分たちが良い友だちになるために何を大切にすればよいか、との担任の発問に「相手の立場に立って考える。」など温かい意見が出ていました。

 今日もねどっ子たちは元気です。