三小の日誌

あわんとり~穏やかな晴天の中で~

 前年度は、全校では参加できなかった「あわんとり」でしたが、穏やかな晴天のお陰で、全校参加で行うことができました。点火前に校長先生から「無病息災」を願って行う地域の伝統文化であることを教えていただきました。現在我孫子市の学校で「あわんとり」が行われているのは、三小と新木小だけとのことです。

  

こども達と先生方で小屋掛けをすると、校舎の2回より少し高いくらいになりました。萱の中には、正月飾りなどが納められていて、「無病息災」「五穀豊穣」「家内安全」を祈念し歳神様を送ります。子どもたちも色々とお願い事をしたようです。

  

点火されると、あっという間に小屋全体に火が広がり、竹の爆ぜる音が響き渡りました。子どもたちも燃え上がる萱の様子をじっと見つめていました。火がピークに達すると「あわんとりのほーい、ほい」という掛け声が全校に広がっていました。1時間弱の伝統行事でしたが、地域の発展とともに今後も引き継がれていくことを願うばかりです。

目に見えないものの大切さを知る良い機会になったのではないかと思います!