校長室より

30年度の御協力に感謝します

                子ども達の可能性は無限大

これは、ベテラン教員の言葉です。この言葉を様々な教育活動の中で、一小っ子が感じさせてくれました。
年度はじめに配付した経営の方針に従って、1年間子ども達を磨き鍛えてきました。学習・生活・部活動・
行事・遊び等、様々な機会を通して、「チャレンジ!一生懸命がかっこいい!!」の合言葉を投げかけながら、
目標を立て、地道にコツコツ努力することの大切さを学ばせてきました。

また、総合表現活動では、総合的な学習の時間や生活科の「体験」をもとに、国語科で相手意識や目的意識を
しっかりともたせ、「自分なりの表現」をすることができました。6年生は、パネルディスカッションのあと、
我孫子市長さんに「みんなでつくろう 夢いっぱい あびこプラン」を届けることができました。最後は、
市長さんから返事をいただきました。大単元が充実したものになりました。1年生は6年生に「学校ものしり
はかせ」としてクイズを出したり、5年生は6年生に自分たちで作成した「我孫子検定」を解いてもらったり
しました。2年生は「町のすてき」を1年生に紹介しました。3年生は創立記念式典で「一小のたからもの」
を発表しました。4年生は、自分たちで調べて作り上げた手賀ブックを水の館に展示し、市民に読んでいただ
きました。にこにこ学級は、にこにこセーフティ!~あんぜんはかせになろう~で、友達に安全クイズ大会で
紹介したり、安全カルタの読み札づくりをしたりして力を付けました。教師がカリキュラムを工夫し、付けたい
力を明確にもって取り組んだ研究・研修が子どもの学ぶ意欲を向上させ、笑顔いっぱいの学習を行うことがで
きました。学校としては、文部科学大臣表彰をいただくことができました。

今後ますます子どもの資質能力を向上するために、地域資源を活用して学びを深めていきたいと思います。

30年度は、逆上がりに取り組み、当初は達成率が53.8%でしたが、3月には67.5%になりました。
逆さ感覚・試行錯誤(思考力・判断力等)・コミュニケーションづくりの3要素を大切に、31年度もチャレ
ンジします。

道徳の教科化や「いのち こころ からだ」の学習・思春期講座等、豊かな心を育てる教育にも引き続き取り
組んでいきます。

今年度、たくさんの御理解と御支援を賜りましたこと、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
31年度もよろしくお願いいたします。
                                     校長 山口 祐子