旧「今日のできごと」

芸術鑑賞会(三春校)

日本赤十字社福島県支部学校支援事業として、芸術鑑賞会が開かれました。




今回三春校を訪問してくださったのは、ヴァイオリニストの大谷康子さんと、
ピアニストの小山さゆりさんです。
お二人とも全国各地での演奏会、慰問公演、テレビ出演にとどまらず、海外
でもご活躍なさっており、大谷さんは現在放映されている「おんがく交差点」
の司会・演奏も務めていらっしゃいます。




今回大谷さんが使用されたのは、ストラディヴァリウス「ウィルヘルミ」
(1725年製)です。
エルガ-「愛のあいさつ」から始まり、クライスラー「愛の喜び、愛の悲しみ」、
バッハ「G線上のアリア」、「紅蓮華」など、全10曲を披露してくださいました。


大谷さんは、同じ曲を様々な演奏の仕方で披露しながら、
「曲のもっている雰囲気や作曲者は何を伝えたかったのかを、演奏者が正しく
 理解していないと、真逆の演奏になってしまうことだってあり得ます。正し
 く理解して演奏することで、人の心をうつ演奏になるのです。」
と、教えてくださいました。


また、中学生が小学校1年生の時にも三春校を訪れて演奏してくださったことを
覚えていてくださり、再会できたことを大変喜んでくださいました。

このようなすばらしい鑑賞会を開いてくださいました、日本赤十字社福島県支部様、
三春校のことをずっと応援し続けてくださいました大谷康子さん、小山さゆりさん
に心より感謝申し上げます。