旧「今日のできごと」

小中合同避難訓練(富岡校)

大地震とそれにともなう大津波の発生を想定し、
小学校・中学校合同で避難訓練を実施しました。

富岡校は海岸から約1kmの距離にあります。
8年前の東日本大震災では学校のすぐ隣の道まで津波が到達しました。
地震の揺れも怖いですが、津波にも警戒する必要があります。
訓練の前に岩崎校長から「自分の命を自分で守る」ことを意識し、
行動できるようになることの大切さについて学びました。


地震発生から2分後には、校庭に全員が無事に避難完了しました。
訓練に真剣に臨み、全員が落ち着いて素早く行動できました。


しかしここで「大津波警報発令」の報告を受け、さらに安全な場所へ避難します。
今年度は富岡川がすでに渡れない状況になっていることを想定し、
富岡町総合福祉センターへ避難することにしました。
さあ、もう一度出発です。


福祉センターまでは約1.3kmの道のり。
低学年の子にとっては大変な距離です。
しかし、隣を走る中学生がときどき励ましてくれたので、
全員が走りきり、無事に到着できました。






福祉センターでは富岡町役場の防災担当者から、
津波から身を守る方法を教えていただきました。


また、国道6号線を渡る交差点では、
双葉警察署の警察官が安全に誘導してくださいました。
子どもたちは多くの人たちに守られていることを実感できた避難訓練でした。
これからも命を大切にして、健やかに育ってほしいと願います。