日々の様子

2025年2月の記事一覧

ヤギのよもぎくんのその後

月曜日に本ホームページでお知らせしました、ヤギのよもぎくんの体調不良。

その後の様子です。

月曜日夜に、レンタルしている大学の先生と獣医師さんに来ていただき、診察していただきました。

状況から診て、うんちは出ているがおしっこが出ない。おなかが張っている。去勢しているオス。ということで、おそらく尿管結石ではないかとのこと。

4種類の注射を打って、翌日の様子を見ることにしました。

 

開けて祝日の11日火曜日。

容態は昨日と平行線。やはりまったくおしっこは出ていません。

昨日と同様、元気もまるでありません。

ここで、オペを決断。

昼前にいらした獣医師さんによる、尿道バイパス手術を急遽理科室で敢行しました。

たまたま仕事をしに来た先生たちや、中学生になった昨年の飼育委員の生徒、前校長も駆けつけ、ヤギの体制を整えたり励ましたりしながらの手術となりました。

予想通り出てきたのは結石、結石、結石・・・。

(結石は、現在事務室前に展示してあります。子供たちも見てびっくりしています。)

これはほんの一部です。

なんでも、去勢したヤギのオスはできやすいのだとか。

獣医師さんいわく、結石が300個くらいあった例もあったそうです。

人間でしたら、たった一つでも激痛なのに・・・。

きっと残っている尿管や膀胱にもまだたくさんたまっているのだろうと・・・。

それでもバイパス手術は行ったので、これでおしっこが出てくれば当分は大丈夫ということで、翌日からまた様子を見ていくことになりました。

体温も38° 台に落ちているので(平常は39~40°)、理科室で暖房を入れて過ごすことに。

 

翌水曜日、50周年記念集会があったので、その終わりに全校児童に手術をしたことと、理科室にいること、ストレスを与えないように見守ってほしいことを話しました。

子供たちはとても心配してくれました。

少人数ずつ、理科室に入ってもらって様子を眺めにくる子が多数。みんな優しい子供たちです。

 

獣医師さんも毎日診に来てくださいました。

そのたびに注射と薬を飲ませます。しかし、その後もおしっこは出ず。

昨日の木曜日に相談し、月曜日からおしっこが出ていないことを考慮すると、金曜日あたりがもうリミットかもしれません、とのこと。

リミットというのは、膀胱が破裂して最悪の事態を迎えるということです。

どこまで手をほどこすかといった問題、治療費の問題、理科室が使えない問題・・・いろいろありますが、結論は明白です。

命が一番大切。

金曜日の朝までにおしっこが出ていなければ、金曜日に再オペという結論となりました。

 

開けて本日金曜日。

やはり出ていませんでした。

獣医学部のある大学に運んで手術と療養をしてはとの提案がありましたので、お願いすることにしました。設備が整っている大学であれば少し安心です。

ということで、本日昼間、無事大学の方に到着。

手術と療養を行うことになりました。

 

よもぎ、早く良くなってまた元気な姿を見せてね!!!

 

一方、母ヤギのゆきちゃんの方は、レンタルしている大学の方で卵巣肥大の治療中。

なんと個室でヒーターのある部屋で過ごしているとのこと。外に出てこないらしい・・・(-_-;)。

 

連小にやぎが一時的に1頭もいない毎日となりそうです。

毎朝たくさんのエサの差し入れが届きます。本当にありがとうございます。

しかし、このような状況となりましたのでしばらくエサのご寄付はストップでお願いします m(_ _)m。

2年生の子供たちが世話をしているうさぎについては、2年生の子供たちが家から少し餌を持ってくるのは継続でお願いします。2年生だけで十分な量です。

 

帰還しましたらすぐに報告させていただきます。