日々の様子

4年生 総合見学(大師河原干潟、南多摩水再生センター)

金曜日、4年生が総合見学に行ってきました。

総合見学とは、「総合的な学習の時間」の一環としての体験活動です。

4年生の場合は、多摩川に類する学びとなりますが、いつも活動しているフィールドは中流域です。

今回下流域を体験し、11月には上流域を体験する予定です。

体験内容としては、川の地形、生息する生物を目の当たりにし、手に取って体感します。

もちろんWebで見ても体験?できますが、実際にその場に行っての体験は、スケール、音、におい、雰囲気など、はるかに豊かな情報を得ることができます。それがねらいです。

 

さてさて、下流は毎年お邪魔している、大師河原干潟に行きます。

目と鼻の先が羽田空港。つまり河口です。

川の流れが分からないほど緩やかになり、海水と淡水が混じる汽水域です。

干満の差も大きく、2mほどになります。

ちなみに行った日は大潮の日。一番水面が下がる日をめがけて毎年行っています。

 

まずは干潟館で干潟の概要の説明。

 

そして、各自ライフジャケットを装着し、干潟に降り立ちます。

金曜日は曇りで若干涼しい日でした。炎天ではどうなるか心配していましたが、絶好の日和となり一安心です。

 

干潟に降り立った後は、1時間ほどたっぷりと干潟の生き物探しです。

子供たちもわき目もふらずに干潟と生き物と戯れます。

 

 

 

 

 

最後には集合して、捕まえた生き物の解説をしました。

 

 

昼食を涼しい室内で食べ、干潟館を後にします。

午後は、稲城にある南多摩水再生センター(下水処理場)に向かいます。

多摩川の水は、高度な下水処理がされたきれいな水が放流されています。

高度経済成長時代に洗剤の泡だらけだった多摩川が復活したのは、流域に下水処理場が完備されたからなのです。

多摩市の下水が一手に集まり、処理しているのが南多摩水再生センターです。

実際の下水処理槽を見せていただきました。

 

 

もちろん、最終的に処理されてきれいになった水が放流されている放流口も。

 

下水管の模型などの説明も聞きました。

 

 

事故もなくたっぷりと体験して帰ってくることができました。

帰宅後は、泥落としが大変だったかもしれません。

朝早くからのお弁当のご準備も含め、ありがとうございました。