日々の様子

4年生 名前は漢字で丁寧に

昨今気になっている子供たちの「文字」。

と言うより「丁寧さ」。

ここ数年気になっていたところです。

たまたまヤギの件で2月に大学にお邪魔したところ、ちょうど大学入試の真っ最中で、対応してくださっている先生が「今、採点をしていました・・・」というタイミングでした。

話していると、入試の答案の文字が雑で読みにくいのだとか・・・。

いやいや文字を書くことがたとえ不得意であっても、入試の答案などは丁寧に書こうとするよね・・・という認識だったのですが、どうもそうではなくなってきているのだとか・・・。

小学生も、テストの文字やノートの文字、丁寧さが足りなかったり、ひらがなであったり、大きな文字であったり・・・課題を感じていたところです。

大学の先生の話と繋がりました。

12月に書いていただいた教育活動のアンケートのご意見でも頂きましたが、子供が文字を書く機会が減って大丈夫でしょうかという心配の声。確かにそうです。

タブレット端末が入ったことで、子供たちは文字を書く機会が確実に減りました。

アンケートなども、記述するのではなく、フォームで行うことがほとんどになりました。

これはまずい・・・。

対応として、まずは自分の名前の字を漢字で丁寧に書くことを全校で行うことにしました。

かつて担任だった頃、テストの答案で名字しか書いていなかったり、漢字で書いていなかったりした場合(高学年担任ばかりでしたので)に、点数を半分にしていたりすることもありました。

もちろん入試であれば言うまでもありません。

名前や文字(丁寧さ)は社会生活をする上で大切な要素です。

それを子供たちにもわかってもらう必要がありますし、「当たり前だよ」という感覚になってもらう必要もあります。

・名前は知っていれば国語で習っていなくても漢字で書くこと。(それが戸籍上の名前です)

・丁寧な字で書くこと。

を行っています。

4年生の教室を覗くと、ちょうど教科書を配布して名前書きをしていました。

慎重に、丁寧に、4年生は書いていました。

 

 

この姿勢を習慣にしてほしいと思います。