日誌

6年生 野焼き

先日行った5年生は、総合的な学習の時間の炭焼き。

今日の6年生は、図工の野焼きです (^^)。

縄文土器の追体験という意味もありますし、陶芸という図工の教材としての意味もあります。

焼く土器は、すでに図工の時間に仕上がり、よく乾燥させています。

最後の仕上げとして焼きを入れるのが野焼きです。

 

まずは焼き場の準備。

用務員さんが集めてくださった枯れ枝、どんど焼きの残りの竹、廃材の端材・・・山のように積んでいきます。

 

 

 

土器を周辺に並べて、とりあえず点火します。直火であぶるのではなく、熾火(おきび)になってから焼いていきます。

いくら乾かしていたとしても、直火で急激に温度を上げると、土器が部分的に膨張して割れてしまうためです。

 

 

熾火にするにはある程度の量の木材を灰にしていかなくてはなりません。

途中途中でさらに木材を追加していきます。

 

 

と言っても、時間はかかります。

ゆったりとした時間が流れます。

小学校の6年間を振り返る会話が聞こえてきそうです(笑)。

 

熾火になったら、いよいよ土器を近づけて焼きを入れていきます。

 

 

これで1時間ほど焼いたでしょうか。

良い色になってきました。

火を消して、まだ熱い土器を冷ますために並べていきます。

灰は、畑にまいて土をアルカリ性にするために使用します。無駄にはしません(笑)。

 

さてさて、どんな作品が出来上がりつつあるでしょうか。

 

 

 

 

 

自宅に持ち帰りましたら、ぜひ玄関の素敵な置物にしていただければと思います。