最近の学校の様子から

にっこり あったか言葉・ふわふわ言葉

 大松台小学校では、「特別支援教室わかば」での活動や、そこでの学習の意味や願い、頑張って取り組む姿等について、子供たちの気づきや理解を促していきたいと考えています。そのための取組のひとつとして、わかばの先生方による理解教育の授業を行っています。

 今日は3年生のクラスで授業を行いました。導入では、わかば教室の概要が伝わるよう、日々の子供たちの生活とも関連付けながら、活動の内容について紹介しました。後半は、実際に「かがやき(小集団指導によるソーシャルスキルトレーニングを中心とした活動)」で行っているアクティビティーに取り組んでみました。全員が手をつないで輪になり、フラフープを手で掴むことなく、クラス全体で回していくというゲームです。1回目が終わった後、「おそいなー」「はやくしてよー」等、人を攻めてしまうような言葉を言いながらやるよりも、「がんばって!」「だいじょうぶ!」「〇〇してやるといいよ」「ナイス!」等、あったか言葉・ふわふわ言葉を掛け合いながらやると、雰囲気もよくなるのではないか、ということを子供たちの気づきから、みんなで確認し合いました。

 2回目は、お互いに励まし合えるような言葉を掛け合いながら、そして1回目よりもたくさんの笑顔でチャレンジすることができました。そしてなんと、2回目は、1回目よりも40秒くらい早い時間でフラフープを回すことができました。

 最後に、みんなで振り返りをしました。きっと一人一人感じることがあったことでしょう。みんないい表情をしていました。