最近の学校の様子から

曇り 雨は降らないけれど・・・

 今日は、1月17日(火)です。昨日のような冷たい雨は降りませんが、雲に覆われる時間が長く、今日も寒さ厳しい一日となりました。

 今朝は放送で全校朝会を行い、校長からは今から28年前、平成7年1月17日に起きた「阪神・淡路大震災」のことについて少し話をしました。

 まだ多くの人が眠っていた午前5時46分。兵庫県を中心とした地域に、最大震度7という大きな地震が発生しました。東京や横浜でも震度1~2の揺れがあったと聞きます。

 家屋や大きなビルが倒れ、倒壊している様子や、高速道路も倒れてしまっているよう様子、町のあちらこちらで火災が発生し、炎と黒い煙に包まれる様子など、報じられるニュースを震えながら見ていたことを、今でもはっきりと覚えています。この大きな震災で、6400余りの方の尊い命が失われてしまいました。比べるたとえとして良くないと思いますが、この数字はちょうど多摩市の小学生全体の人数とほぼ同じなのです。それを知ってびっくりしてしまいました。

 大きな地震や自然災害は、いつ・どこで・どのように起きるかわかりません。それでも私たちは、自分の命を守るため、そしてお互いの安全と命を守るために、日頃から心構えと必要な行動のスキルを身に付けておくことが大切です。

 「今日は、ぜひ家族で『災害が起きたときにどうすればいいか・・・』についてを話題にして、みんなで確認したり考えたりしてみまほしいです。」と最後に伝えました。