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校長室の窓から541
今日は、冬休み前、最後の児童朝会がありました。
寒い中、元気に挨拶をして登校してくる子が多く、気持ち良かったと伝えてから、次のような話をしました。
【大松台小の子供の良い所=練習を積み重ねる】
先週水曜日の午後に5年生の演奏発表があった。5年生は、毎年市内の小学校がホールに集まって行う音楽発表会に参加をしていた。しかし、昨年、今年とコロナウィルスの感染拡大により集まっての発表会はできなくなってしまった。
そこで先生方が相談し5年生の音楽の発表の場として、演奏発表会を考えたのだ。当日は、沢山の保護者の方が見に来て下さり、5年生は合唱「Smile again」と音楽集会でもやった合奏「カントリーロード」を披露した
合唱は、声が良く出ていて5年生の一生懸命な気持ちが伝わってきたし、合奏は音楽集会の時以上にリズムが揃った素晴らしい演奏だった。その演奏に保護者の方々も感動して、「アンコール!」の声と大きな拍手が沸き起こり、5年生はもう一度笑顔で合唱と合奏を披露した。
どうしてそんな素晴らしい演奏ができたかと考えてみると、やはりより良い演奏をしたいと目標をもって、朝や休み時間も使って練習を積み重ねてきたからだと分かる。長縄大会もそうだったが、目標に向かって友達と励まし合い助け合い練習を積み重ねることができるところが大松台小の子供たちの良い所だ。これからも色々なことがあると思うが、仲間と共に努力することの大切さを忘れずに進んでいこう。
【冬休みを前に=皆さんへのお願い】
いよいよ今年も残りわずか、後期前半の授業も今週で終わりとなる。冬休みを前に、楽しいことが一杯でウキウキしている人も多いと思うが、冬休みを前に皆さんに3つお願いがある。
1つ目は、今年を振り返り新しい年の目標を立てるということだ。人は、それぞれの節目にそれまでを振り返り、新たな目標を立てることで成長できる。今年できたことは、更にできるように、できなかったことはできるように目標を立ててみよう。
2つ目は、お世話になった人へ感謝の気持ちを伝えるということだ。皆さんが毎日を安全に楽しく過ごせるのは、周りにいる友達や先生、家族や地域の人たちのお陰だ。冬休みは普段会わない人とも会う機会もあるだろう。そういう人にも普段当たり前のように一緒にいる人にも、大きな節目である年末年始にきちんと感謝の気持ちを伝えていこう。
3つ目は、命を大切にということだ。何度も話しているように、命は一度失ったら決して返ってくることがないかけがえのないものだ。冬休みの間も、事故などに合わないように気を付けて過ごそう。そして何か悩みや困ったことがあったら周りの大人に相談をしよう。
冬休み明けにまた皆が全員元気で登校してくることを願っている。
明日は、冬至と言って一年で一番昼間が短い日だが、これからは少しずつ日が伸びていく。寒さに負けず今年の締めくくりをしっかりしていこう。
明日は、延び延びになっていた児童引き渡し訓練を行います。
13:05頃メール配信の後、13:25頃から引き渡しを行いますので、学校に到着された保護者の方は、児童教室前で静かにお待ちください。よろしくお願いいたします。