最近の学校の様子から

校長室の窓から187

今日は、朝からかなり蒸し暑く、登校してきた児童は、ミストシャワーを浴びてから校舎に入っていきました。
本校には、WBGTという熱中症指数を計測する機器があるのですが、今日は湿度が高い関係もあるのか、中休み前で32度と運動原則禁止の31度を超えていたので、中休みの校庭遊びや以後の体育授業を禁止としました。
まだまだ暑い日が続き、雷雨などの心配もあります。気象状況にも留意し、児童の健康と安全を守っていきます。

さて、今日は2時間目に校舎内を回りました。
学校では、昨日から明日までの3日間で1年生の各クラスが特別支援教室「わかば」を体験する「わかばたんけん」を行っています。
今日は、2,3時間目に1年3組が体験を行っていたので、その様子を取材しました。



まず初めに、教室で「わかば」の説明や、今日の体験を行う場所や担当者などの説明がありました。
その後、3つのグループに分かれて、それぞれ体験が始まりました。


1年生の教室では、個別学習の体験として「目のうんどう」の学習を体験していました。
目の運動なので、首ではなく目だけが動くように頬杖をして、教師が指し棒の先につけたキャラクターを動かすのを目で追うという体験です。
児童は、しっかりきまりを守って目で追っていました。
その後、プリントを使った「なぞろう」という運筆の課題にも取り組んだようです。


多目的ホールでは、運動の体験として「すとっぷめいじん」という体験をしていました。
写真は、「さうんどおにごっこ」という、タンブリンの音で動き、笛が鳴ったら止まるというゲームの様子です。
担任も含め楽しそうに活動していました。
その後「かかしさんがころんだ」という、だるまさんが転んだの応用で、止まる時にかかしのように片足を上げて止まるという遊びをしたようです。



わかばの学習室では、「かがやき」という小集団指導の体験として「まるばつクイズ」に取り組んでいました。
床には最初の整列ラインが引いてあり、クイズの問題を聞いて〇だと思えば〇の方のラインに移動して座るというルールです。
児童は、きちんと並んで問題をしっかり聞き、移動をしていました。
だんだん問題が難しくなったようでしたが、答えられたかな?

本校では、このような体験を通して、児童が特別支援教室「わかば」のことをよく知り、教室に通っている子は、一層楽しく学習でき、周りの子も応援したり、興味をもったりできるようにと考えています。

どの子もそれぞれの状況に応じて頑張ることができる環境があります。
保護者の方もお子さんに、どんな体験をしたのか聞くとともに、何か聞きたいことがありましたら遠慮なく学級やわかばの担任までご連絡ください。