最近の学校の様子から

校長室の窓から186



夏休み明け3日目も日差しが強く、児童は額に汗を浮かばせながら頑張って登校してきていました。

今日は、2時間目に校舎内を回りました。

5年1組の教室では、社会科の「米作りがさかんな地域」の単元で、農家の人々は、米の生産性を高めるために、どのような工夫をしてきたのか調べてまとめる学習を行っていました。
教員が板書を使いながら昔の農作業の様子を確認した後、農作業にかかる時間のグラフを示しながら、1960年には180時間だった作業時間が、2017年には25時間と大幅に短縮されたことを説明していました。

グラフを見ながら「算数の勉強みたいだな」とつぶやいていた児童がいました。このことは、とても大切なことで他の教科で学んだことを生かして考えるということは、学んだことを結び付けながら新たな知識を自ら獲得していくことにつながります。
こうした学びができているのが、さすが高学年だと思いました。
大型モニターには、NHKのコンテンツが用意されており、また新たな情報と結び付けて学んでいくのだと思います。

回った各教室には、児童の創意が生きた自由研究が飾られていました。
思わず見入ってしまう作品もあり、ぜひ来週から始まる保護者会でご覧になっていただければと思います。